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とても良い

人間の姿が小戸川の目には動物に見えている、やっぱりか。
一話の時から何の説明もなく物語に入っていったから
違和感だったのよね。
そんな小戸川の過去、なぜ動物に見えるようになったのかの理由、
小戸川を支援してくれていたあしながおじさんの正体、
ミステリーキッス問題から、最後の銃弾は誰が打ったのか、
そして小戸川が飼っていたものは本当に普通の猫だったというオチまで、綺麗に伏線回収されていって見ていて気持ちよかった。

これで終わりかーそういえば事件の発端の殺人は誰がやったんだ?
という謎からの、まさかの犯人よ。
私の中で完全モブだったわ…めっちゃサイコパス少女。
小戸川のどちらまで?で終わるのかと思いきや、
少女の不敵な微笑みで終幕。いや後味!笑
可愛い絵柄に見え隠れした狂気、
それがなんだかクセになる、面白い作品でした。



とても良い

AIの存在意義は何なのか。
人間の為に動く道具?
逆にこの世界を発展させる為の、人間に成り代わるもの?
どちらも違う。
人間とAIは対等で、互いに支え合って
一緒に生きていく存在。

では、人間と対等であるならば、AIに心はあるのか。
その答えは、Vivyが歌声に乗せて教えてくれた。

AIにとって、Vivyにとっての心は、
思い出(記録)として積み重なったもの。
Vivyの歌は、その思い出たちを解放して
アーカイブを通じてみんなに届けているようにも思えて。
「歌で"みんな"を幸せにする」
Vivyは、その使命を全うした。
心を削ってまで、人間とAIの争いを止め、
幸せを届けてくれた。
きっとこれからも、幸せを届けて続けてくれる存在。
最後の最後まで、とても綺麗な結末でした。

人間がAIを破壊する物語は数多くあれど、
AIがAIを破壊する物語は少ない。
そして、AIの存在意義、AIに心があるのか。
この問題に結論まで出した物語も、なかなかないように思う。
私はこの結論、とても好きです。

これは、このアニメは、
Vivyの思い出という名の「心」の時間。

本当に良作だった。
素敵な心の旅を見せてくれて、ありがとうございました。



とても良い

アーカイブの心を感じるところと無機質な声に変わるところの差がすごい。
AIに依存した人間たちの未来など見届けるに足らないと、これ以上の成長は望めないと、やっぱりそう演算したのか。

Vivyに最後の選択を委ねるも、結局歌えず。
人々を助けたい気持ちはあるのに、心を込めることがわからない。自分の使命のもと動けない。
シンギュラリティ計画完全に失敗か…と思ったら、まさかの数時間前に戻ってやり直せるという。

心を込めるとはどういうことか。
誰かが誰かを思いやる、想い合う、そんなところが垣間見えるいろんな場面がフラッシュバックしていたけれど、VivyというAIはどう結論づけたのか。
結末を楽しみに。



全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

3期の決着というところ。
最終回からだいぶ日も空いていて思い出しながら。
また3期見返した後に見た方が良さそうね…
アクションシーンをふんだんに盛り込みつつ、今まで出てきたキャラクター総動員で、映画らしい構成。
しかし3期はいろんな政治問題が関わってるから話がややこしくて敵わん笑
結局は、シビュラに愛されたくて、シビュラの一部になりたくて「シビュラの選択」のように振る舞った結果、いろんな事件を引き起こしたと、そう読みといた。
宮野さんのキャラ、悪者だと思ってたけどそういうわけでもなかったのね。まさかの新局長になるとは。
あかねも解放され、さあいったいなんで捕まってたんだいという話がされる前におしまい。次はそこを細かく描いてくれそう。
まだまだ広がり続けていくサイコパスワールド、次回はどんな話を見せてくれるのだろうか。



とても良い

OPで最後に毎回映っていた塔。絶対最終回付近で完成すると思ってたけど、ここで完成。
Vivyたちは松本博士に接触。
博士が将来のAI暴走を危惧していたこと、そのために
過去に介入する方法を突き止めていたことが明らかに。
そしてまだ残っていたトアク。垣谷の孫が出てくるとは思わなんだし、複製だけどまたエリザベスが出てきてくれるとも思ってなかった。だからOP一番最後の位置にいたのね。

そして最大の謎だった、AIが暴走した原因…アーカイブ。
お前、ただの説明AIじゃなかったのか…!
どうやら今ある人類を滅ぼすために動いているという。
発達しすぎたAIが演算した結果、人間たちは一度いなくなるべきだと導き出してしまったのだろうか。
そして、Vivyがなぜアーカイブに求められていたのか。

人類とAIが迎える結末、この目で見届けたいと思います。



とても良い

まさかエンディング曲がここで繋がるなんて、だからこんな機械的なピアノのエンディング曲だったんだね、とか。
マツモトをDIVAに送った人と、修正史ではDIVAが曲を完成させるきっかけとなって、より身近な関係になるなんて、とか。
というかあなたがマツモトだったんかーいとか。
歌ではないけれど、DIVAのための曲を、シンギュラリティ計画の曲を完成させて、これでもうマツモトともお別れか…とか。
いろんな感情で心穏やかになっていたのに。

エンディング明けの不協和音で、完全に吹き飛んだ。

気味が悪すぎる音。しかもなぞっているのは、Vivyが作った曲。
次回予告でマツモトが無常にも言い放つ、「シンギュラリティ計画は失敗しました」の言葉がさらに突き刺さる。
何十年もかけてここまできたのに…本当に失敗で終わってしまうの…?来週まで待てないよ…



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