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良い

「傷付けぬために傷付ける術を知る」「自分だけが寂しいと思っているのならまだ子供」、ピュリスのマリエルへの叱責はエリアスに聞かせてやりたいほど。
けれど、エリアスは妖精女王達の振る舞いでようやく自分が間違っていたと理解したようで。人間であるチセの傍に居たいのなら前々回に強行した妖精式の愛し方は許されない。エリアスはもっと人間を知らなければならないのだろうね
終盤ではレンフレッドの言葉に従いチセを追いかけたエリアス。カルタフィルスを追いかける中での短いやり取りしか無かったけど、エリアスは正しくチセが求める愛し方が出来るのかな?

カルタフィルスとヨセフが元々は別人だったことに驚き
永遠に治らない呪いを掛けられたカルタフィルスと村人から迫害されるヨセフ。ピュリスの言葉を借りれば互いの寂しさを知っているがために同化の道を選んでしまったのだろうか?
ただ、互い以外の寂しさを知ることなく生き続けてしまったがために徐々に怪物のようになっていき自分が何者か判らなくなっていく姿にはまた別の哀しさを覚える

最終局面に相応しくこれまで関わった人達が一同に会しチセを助ける場面はなかなかの見もの
遂に次回は最終回。共に寂しさを知るチセとエリアス、そして人間と異形の形。この二人どのようにカルタフィルスとヨセフを孤独から救うのだろうか?
そしてチセとエリアス、二人の関係はどのような着地点に至るのだろうか?



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