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とても良い

立花を前にして照れて乙女のようになる薫子は非常に可愛らしい。この作品はギスギス要素が多いのだから、薫子のこういった面はもっと出したほうが良いと思うんだ

羽咲綾乃は主人公であり、本来は彼女がスーパープレイをすれば視聴者は感動したっておかしくない。けれど話が薫子の視点で進行することで、どうすればどんな球も拾ってくる綾乃を倒せるのかと考えずに居られなくなり、結果綾乃が恐ろしい存在に見えてしまう
というか、キツイ言葉はありつつも多くの努力を積み真っ当な戦術を駆使して戦う薫子に対して、敬意を持って向き合わず単純に才能だけで打ち破り更には舐めた発言を繰り返す綾乃を主人公と見ることはかなり難しかったりするんだけどね

薫子は「バドミントンにおいて力こそが正義」と言い、綾乃は「バドミントンはね勝てば良いんだよ」と言う。二人の言葉は似ているようでかなり違う。
薫子の言葉は敗者を前にしたために厳しいものに映ったけど、そこにあるのは強者へのリスペクト。だから自身も日々の努力や試合の前後のストレッチを欠かさない。けれど綾乃の言葉は相手を見ず自分しか見えていないもの。
そういった意味では薫子への酷い発言の数々は母との別離のきっかけを作った事への恨みが多少あるのかもしれないが、それよりも薫子がどのような想いであのコートに立っていたのかを全く想像していないからだろうね

そういえば、やはりというか何というか、あの「足長おじさん」は登場しそうにないね。まあ、彼が登場したらしたで本筋から微妙にずれた話が始まってしまうから仕方ないが



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