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とても良い

ついに始まった綾乃となぎさの決勝戦。原作において非常に好きなエピソードなだけに、放送開始当初からどのように描かれるか楽しみで仕方なかった部分。多分、この試合の描写如何によって本作の評価が左右される気がする

帰ってきた母と向き合うことが出来ない綾乃。
綾乃はこれまで何度か「お母さんを捨てる」と言ってきた。その言葉は裏を返せば、綾乃の心の大部分を母親が占め続けているということでもある。そして綾乃にとって母親とバドミントンは密接に結びついている為、バドミントンをすれば母親の影がちらついてしまう
そんな彼女から母親へ投げかけた言葉は「何の為にバドミントンをやってきたの」だけ。

最近の綾乃がずっと綾乃がしつこいまでになぎさを煽るような発言を繰り返すのはなぎさを警戒しているから?
そんななぎさとの決勝戦を控えていたから、つい母親に何故バドミントンをするのか、と訪ねてしまったんだろうか?
なぎさがバドミントンをする理由は非常に単純でバドミントンが好きで楽しみたいから。対して綾乃がバドミントンをするのはそれが母親との交流法だったから。
もしかして綾乃がバドミントンをする理由を母親へ問いかけたのはなぎさとの対戦を前に自分が何の為にバドミントンをするのかを再確認したかったからだろうか?
しかし、母親が返した理由は「好きだから」。これでは物心つく前からバドミントンをすることが当たり前だった綾乃には参考にならず理解も出来ない

結局、捨てる為であってもバドミントンをする理由の中心に母親がいる状況は変わらないまま綾乃は決勝戦に向かう
この母親に捨てられたのに母親のためにバドミントンをし続ける状況は綾乃にとって不本意で高ストレスな状況。だから合宿の際には皆の仲間になるんだと息巻いていた綾乃は消えてしまって、今では仲良しごっこを嫌いなんて言うようになってしまう

鬱々とする綾乃と対象的になぎさは「楽しもうぜ」と挑戦的に言い、更に以前綾乃に負けたのは実力差だけでなく、自分の心が弱すぎたからだと気付く
いざ戦いになれば自分の得意なスマッシュを温存して綾乃を迷わせる作にもでた。
単純な力比べだけに終わらない二人の戦いがどのように描かれるのか本当に楽しみだ



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