グリッドマンのサポートメンバー全員を出撃させるためにサイズ縮小という手段を選んだ内海。ということはジャンクPCをスペックアップする、という手法を本作で描くことはなさそう
世界の謎を彼らが解き明かすのではなく誰かに教えて貰うパターンが続いている描写などを見ても、スタッフはグリッドマン同盟をとことん無力な学生として描き続けるつもり?
響のように戦うわけではないし、内海のようにアイディアを出すわけでもない。立花の立ち位置はとても微妙なものでありつつもアンチと接触したりアカネと不思議な関係があったりと、彼女にしかできないことが一応は見え隠れしてきた。
今回、立花は事情を聞かずに怪獣を倒そうとする内海に反発しアカネを説得するしようとする。アカネは自分の友達であり、それこそが「自分のやるべき事」だとでも言うように。しかしその想いはアカネによって裏切られる。
アカネを大事に想う気持ちが設定されたものであると明かされたなら、立花はわざわざその想いに従う必要はない。だからアカネの居るバスから降りてしまう
そして、前回響を仲間に引き入れようとして失敗したアカネ。今回は事前に襲撃予告を入れてグリッドマン同盟を揺さぶると共にその流れで立花を勧誘。このような手段に出たのはそれだけアカネの立場が苦しく、また寂しいということだろうか。
まだこの世界の真実について見えてこない部分は多いものの、自身をこの世界の神だというアカネの言葉が正しいなら立花がアカネを嫌いになれず、それによって内海の姿勢に納得出来ない様子は理解できる
けれど、同時に疑問に感じるのは神であるなら何故あのような勧誘方法を選ぶのではなく「設定」をいじって立花を自分の仲間にしないのかと思ってしまう
またアカネが神である世界でグリッドマンとはどのような立場なのだろう
グリッドマンには使命があり、彼に変身できる響は怪獣を倒す行為を「自分がやらなきゃいけない事」と考える
けれど、この世界は作られたものであり、怪獣は街を壊して直す存在。そんな怪獣を倒すグリッドマンとは何者?グリッドマンによって助けられた先生がクラスに対して積極的になったのはグリッドマンの使命と何か関係があるのだろうか?
グリッドマンが現れたのに怪獣化しなかったアンチ。立花を求めて絢を訪れるが会えなかった彼は今何を考えているのだろうか