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とても良い

アンチがグリッドナイトになる展開には驚かされたけど、ラストに響が刺される展開には更に驚かされた
こんな事が起こったら次回はどうなってしまうというのさ……

アカネがこの世界の神様であり、自分たちはアカネによって作られた存在であると明かされる。それにより、記憶まで作られたものだったなら、アカネが居なくなれば自分たちは消えてしまうのでは、と不安になってしまう内海。
けれど、その状態は長く続かなくて。彼を中心として今回は自分たちの有り様や根源を問い直すような話だったように思える

グリッドマンの由来や響の記憶喪失について考え直す面々。けれど、その悩みによって響やグリッドマンの「やるべきこと」がアカネを止めることから変わりはしない
内海はあれだけ怯えていたのにけろっと試験勉強を始める。何故なら学生にとって学ぶことこそ「やるべきこと」だから
グリッドマンを倒すために生み出されたアンチ。そんな彼はグリッドマンを倒した後を考えたことがなかった。産みの親であるアカネから怪獣として失敗作と言われた彼は本格的に怪獣ですらなくなってしまう。悩んだ果てに彼はグリッドマンを倒すために、グリッドマンを害する怪獣を倒すグリッドマンになることがアンチの「やるべきこと」となる。なんてややこしい

そしてグリッドマンに勝てないアカネは遂に限界を迎えてしまう。何故上手くいかないかも判らないし何故怪獣を作るかも判らなくなってしまった
更には雑に作った怪獣から別の怪獣が出現しアカネの世界を壊してしまう。怪獣とはアカネの悪意によって作られた存在と今回話されていたが、悪意の中から生まれ落ちたのはこれまで登場した、中に人間が入っているかのような動きの怪獣ではなく、異物と呼ぶに相応しいほど異様な動きをする怪獣
自分が判らなくなり、自分の世界を壊してしまったアカネの精神は既に崩壊寸前。その状況から抜けるにはグリッドマンを倒すしか無いが、そんな方法は見つからないまま響の変身シーンを見てしまう

アカネの「私もグリッドマンと話してみたかったな」という台詞は、グリッドマンと話すことで自分の「やるべきこと」を見つけ直したい、それだけでなく正義の味方であるグリッドマンに自分を救って欲しかったという意味でもあるように思えた



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