これまでに戦った怪獣たちが再登場するだけでなく、グリッドマンとグリッドナイトが並び立つ展開は鳥肌モノ 今回の内容は隠されていたものが露わになる回であるように感じられた 前回の戦いの影響で空の都市が常時見えるようになるだけでなく、地面も電子配線のようになってしまう。それはこの世界が作り物であると示唆する何よりの証し 同時に記憶のリセットがされなくなったことで怪獣によって人々がどれだけの被害を受けて来たかが露わになってしまう。学校が避難所になり、友人にも怪獣の存在が知られてしまう。けれど、それによってグリッドマンが街を守ったことも知られるようになったのは小さな見返りか アンチは病院に乗り込んでくるが、そこは怪我人だらけ。元怪獣であるアンチがこれまでにした罪が露わになる場所。しかし、戦場へ向かう意志を明確にしグリッドナイトという正義の名を与えられた為に彼がこれからする行為は破壊ではなく街を守る行為であると定められる これまではグリッドマン同盟であると声高に叫び怪獣と戦う者という立ち位置に居た内海。けれども彼は元怪獣のアンチや怪我人を前にして正義の味方などではない一般人であることが明らかになる それは一方でグリッドマンの味方ではなく響裕太の親友であると再定義するものであるのだけど、それゆえに自分はグリッドマンであると知ってしまった響を止める術を持たない 夢の中で自分が響裕太ではなくグリッドマンであると知った響。それは同時に彼が普通の人間ではないことを明らかにしてしまう。眼が金色になり親友のはずの内海に対してグリッドマンの言葉で話した彼はどう見ても響裕太などではない 怪獣を倒しアカネを助けるという「やるべき事」の前では頼りになる姿であっても、項垂れる内海の姿が描かれることでどこか物悲しさを感じさせる 自分がアカネの友達になることを設定だと言われ一度は離れた立花。けれど、その先で気付いたのはアカネを助けたいという想いとやっぱりアカネは自分の友達だという気持ち。 想いもやるべき事もシンプルになった立花の問いはアカネに鋭く届くが、アレクシスによってアカネは怪獣にされてしまう。 怪獣は倒すべきだが、アカネは助けなければならない。この二律背反を前にしてグリッドマンはどうするのだろうか?

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