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良い

春草の中でも芽衣は特別な存在になってきているというのに、この話でもこれまでも芽衣と鴎外の橋渡し的な役割に終止してしまっているのは辛い所
初めて芽衣の名前を呼んだのも、鴎外の場所を知らせるためというのが何とも……

突如、鴎外の前に現れたエリスは亡霊ではなく、鴎外自身の悔恨が形になったものでしたか。「舞姫」を書こうとすれば、必然的に過去に起きた別れに向き合わざるを得ず、その時の苦しみが再び鴎外を苦しめ、筆を進ませない
その苦しみを解消できるのが未来から来た芽衣となるわけか。芽衣は未来で「舞姫」が名作として扱われていると知っているから、何の迷いもなく鴎外を励ますことが出来るし、後押しして作品成立を願いたいと思う
その純粋さが鴎外から迷いを無くし、想像の中のエリスにも笑顔を取り戻させるきっかけとなるわけか

これで鴎外と芽衣は無事カップル成立かと思いきや、次回は春草の危機によって芽衣が揺れ惑う感じになるのかな?



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