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とても良い

鱗滝が炭治郎を見送る場面、そこに込められた鱗滝の溢れ出てくるような感情に釣られて泣きそうになってしまった
また、原作では今回登場した沼の鬼の歯ぎしりってそこまで印象に残る描写ではなかったんだけど、こうして映像化されると人を攫い更には血鬼術を使う鬼の得体の知れ無さがいや増したように思える

認識がずれることによって目的達成に近づく面白い回

冒頭、炭治郎は鱗滝から黒い日輪刀の剣士は出世できないと言われる。しかし、炭治郎は出世なんて考えていない。炭治郎の目的は禰豆子を人間に戻すこと、刀の色なんて関係ない
そうすることによって炭治郎は禰豆子の為に迷うこと無く進める

夜は人が休む時間であり、同時に鬼が活動する時間。だから鬼を退治しに此処にやってきた炭治郎は夜になったからと言って休む訳にはいかない。
外出を控えるようにと言われた少女は寝室で休む段になってから攫われてしまうが、夜を休む時間であると認識していない炭治郎によって救われる

沼の鬼は少女を喰った証としてかんざしを見せる。かんざしは通常女性を艶やかに見せるために使われるものだが、鬼が喰った証として示すことによって遺品となる。
そして炭治郎からは以前の手鬼と同じように許せない、ここで倒さねばならないと決意させる品に変わる

鬼でありながら、その拳を沼の鬼に向ける禰豆子。
鬼にとって人は喰い物で、他の鬼は食料を奪い合う競争相手にはなっても拳を向ける相手にはならない。しかし禰豆子は鱗滝によって認識をずらされた。
喰い物のはずの人間は家族となり、同族の鬼は人を傷つける敵となる

鬼殺隊士となった炭治郎、鬼の力が使える禰豆子。二人の迫力ある戦闘描写をもっと見たくて、来週が楽しみで仕方ない



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