小さい頃の約束を覚えているどころか今もそのつもりで居たザックがとてもピュア(笑)
ルカは驚きの植生について「曖昧でいいんすよ」と自分の体を指して言うけれど、「それはさておき」と流されたように今回の状況は曖昧さを許さないものばかりであるように思えた
冷凍睡眠から目覚めたポリーナは当然地球帰還の希望を抱く。その空気の前にカナタ達は曖昧に誤魔化すことを許されない。自分達も動けないことを明かさざるを得ない
この星の植物は心臓のようなものがある曖昧な存在だが、結局は植物であるために光合成を遮られたら動けなくなる。それはあの怪物のような植物が何物であるか示す証拠でも有るね
ザックから似顔絵を貰っても何の反応も返さない父親の表情は曖昧だが、後でゴミ箱に捨てられた似顔絵を見れば父親がどう思っていたか判ってしまう。子供心には残酷な真実
ポリーナの仲間を探した先では死体は見つからなかった。それでは生死は確認できないが、IDタグと植物により間接的に仲間の死が判る。それは悲しみと共にポリーナに旅立つ決断をさせるものになる
一方で曖昧さが許されないことで好転する場合もある。
自分の夢を明るく語るザックから夢は無いと思われているキトリーはそんな鈍感さに自分の夢は叶いそうにないと感じてしまう。それは夢を曖昧にしているからこその通じない会話、キトリーは苛立ちをぶつけるように本当の夢を明確にしてしまう。……それにピュア度前回で返したザックにはやはり笑ってしまうが
この旅は辛いものであり命を懸けたもの。それだけに宇宙に対しどう思うかという答えを曖昧には出来ない。困難を乗り越えれば希望が見えてこの旅も悪くないと思える部分もある。
再び宇宙に出たいという想いを明確にしたカナタはやはりキャプテンの器が有るね
一方でキトリーとフニシアのDNA鑑定は曖昧さを一切許さない。同一人物なんてありえない真実が明らかになる。ここに記憶移植とか不穏なワードを絡めて考えると嫌な予感が……
それはさておき、あの鑑定結果が示されたシーンでは年の離れた双子なんて懐かしいネタを思い出してしまったよ