クーファならトマトソースで誤魔化さずとも、実際に胸に大穴開けても平気そうな気がしてしまう(笑)
大人達の目が届かない書庫で繰り広げられるパジャマパーティーにもお茶会にも見える裏後夜祭。それは背徳感溢れる秘密の行い
伝統行事として受け継いできたそれを子供達は制御できてると思ってる。だから内緒によるドキドキを楽しめる
そこでは恋バナも怪談も背徳感やドキドキを盛り上げるスパイスとなる
でも大人にとっては子供達が目の届かない場所で遊んでいるなんて状態は許し難い。世にも恐ろしい話でしかない
だからクーファやロゼッティがしたのは子供達が制御できてると思ってる裏後夜祭をぶち壊すと共に大人の制御下に戻す事
怪談になぞらえて脅かす行為はまるで昔話を用いて子供を躾ける親のようで面白い
怪談を用いることで大人は状況を制御する側に回る。だからロゼッティは脅かし役を楽しんでしまう
もう一方で子供達は危機的状況が続きすぎれば、恐怖が麻痺してしまう
エリーゼは内蔵もどきから逃れる為に服を脱ごうとしてしまうし、サラシャの谷間発言から他の3人は嫉妬してしまう
そして恐怖が麻痺してしまえば魔女にだって互いを庇いつつ立ち向かえる
ラスト、四人はお揃いのパジャマを着てクーファに抗議し、その後は一緒のベッドで仲良く眠った。今回の経験は四人にちょっとした薬になると共に、強い連帯感を手に入れるきっかけになったようだね