第一話が夏前だったことを考えるとあっという間に経ってしまった二人の時間。だというのに下の名前は知らなかったと言う…
でも、それはそういった事を考える必要が無いくらいに穏やかな時間を過ごしてきたからなのだろうね
名前問題も有ってか、2話にして二人の間に流れる時間を意識するような描写が目立っていたような
ずっと付き合いのある相手なのに下の名前を把握していない。でも、今更聞くのは恥ずかしい…。そんな堀の奔走は面白可笑しい
宮村はきちんと堀のフルネームを把握していたのにね。
恋人等ではない曖昧な関係だから名字呼びが続いてきた二人。互いに名前を呼び合うシーンはいずれ訪れるかも知れない関係の変化を予感させるものだったね
原作既読派からすると非常に違和感ある初登場時の仙石。彼、本当は悪い人じゃないんですよ
堀と仙石、弱みを握っていたのは果たしてどちらなのやら……。でも、そこには堀と仙石が過ごしてきた余人には知り得ぬ時間が有り今がある。だから石川達は堀が仙石の無理を聞く理由が判らない
そういった時間の壁やモヤモヤを飛び越えて頭突きをカマし堀を助けた宮村は格好良いね
二人の時間が流れ続けているのだと示すかのような堀の誕生日の訪れ
時間は流れ続けるからこそ、創太が懸念するように曖昧な関係の宮村がいつまで堀家に入り浸ってくれるのかという問題が顔を出す
三年への進級という環境の外的変化、これが二人の時間にとってどのような影響を齎す事になるのか気になってしまうね