現実を舞台にしたnanashiとNO NAMEの間接的な対決。友崎は搦手で過半数以上の得票を得られればいいと考えていたが、日南は全生徒の心を掴む演説で勝利してみせた
空気の操作技術と合わせて日南の類稀な能力の高さが見えてくるようだった
そうした強敵が描かれた今回、テーマとなっているのは勝負の後の振る舞いもしくは意識の持ち方なのだろうなぁ
日南に完敗した後のみみみは明るく振る舞い「またいつか勝てばいい」と言う。対して友崎は「日南とはこれからも勝負できる」と言う
二番手の位置から脱しようと勝ちを意識するみみみと勝負自体を楽しむ友崎の意識の違いが見えるようだった
この友崎の傾向は日南にも通じるもので、自分が勝った結果よりもnanashiとの勝負そのものを楽しんだかのよう。日南の場合、友崎が参戦したことで戦略を練れた訳だし
この辺りの発言からは友崎を警戒する気持ちはあっても、みみみを警戒する気持ちはそこまで強くなかったのだろうと察せられてしまう
選挙では全く敵わなかったみみみが次に選んだのは部活
部活での成果が日南に負けているのは既に証明されている。が、それでも日南との勝負よりも勝ちを意識するみみみが考えたのは練習量の増加だね
それが日南の努力発言に繋がってくるがそれ以上の言及は無し
自分の行動に対し「葵、どんな風に言ってた?」と気にするみみみの内心が気になってしまう
そんなみみみを見守るたま
彼女はみみみによってクラスに馴染めるようになった。みみみの行動に指針を与えたのは日南だったがそれでもたまはみみみに多大な感謝を寄せている
勝ち負けに依らない価値は既にあるのだけど、たまが助けてもらった背景を知っている事を知らないようにみみみはその価値の意味をまだ知らないのだろうな
あと、本筋にはあまり絡んでないけど、風香があまりにも可愛すぎるのですよ……!
映画の話題を振られて思わず声が大きくなってしまって、恥ずかしがって顔を隠してしまうとか!
天使か。それとも妖精か何かなの?と問い掛けたくなる程に可愛らしい