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とても良い

河瀬川加入によって、これまでの仲良しこよしなチームきたやまに少しの緊張感が生まれたようで。それが普通なら躊躇する奈々子への直言という新しい流れへと繋がっていく
けれど、彼らはチームだから直言によって生まれた不和を放置する事は出来ない。恭也に調整役として新たな仕事が求められた回になったね

本気の演技を目の前にした事で生まれた奈々子のもやもや
これを恭也は当初は時間によって解決しようとするけど、河瀬川は時間を置かずにその場でストレートに言ってみせた。河瀬川は後の言葉から判るように、殴られる事もチームから抜けるリスクも考慮しての言葉だった
河瀬川は本気になって奈々子の問題を解決しようとする

また、時間を巻き戻した恭也にとって貫之の「遅かったって後悔するくらいなら今本気になった方がいいだろ」との言葉は響くだろうね
ここで恭也はチームの問題解決を時間によって行うのではなく、奈々子の本気を引き出す事で解決する方針に変えたのかな
だから奈々子を気にする河瀬川に対して「それは彼女の問題」と切って離し、あの場においては河瀬川自身の話となったのかな

恭也の前に突如舞い込んだ誘いの手。けれど恭也は「今は無理」と拒否している。いずれこの誘いをは受けるには本気で挑む為の時間が必要となる
恭也にとって夢に対して本気で立ち向かうために時間とリメイクが必要とされたように奈々子にだって同じように時間とリメイクが必要となってくる
と成れば、奈々子の歌を音程調整したものはちょっとした未来の先取りといえるのかな

夢が叶うか判らないから逃げ出した奈々子にとって、夢が叶った時間を垣間見る音源は背中を押して、夢が叶う可能性を教えてくれるもの。暗い場所で蹲っていた奈々子を本気で立ち向かっていく明るい場所へ引き出してくれるもの
けれど、恭也に出来るのは限りが有る。奈々子は自分自身で頑張らないといけない。どうやら新たなリメイクが始まったようだね



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