前半にてイルグとして幸せにした少女達や成長させたオルナ、後半にてルーグとして幸せにした領民や栄えた土地を映す事で、父が示す選択肢がより現実味を持って感じられるように成っているね
当然のように暗殺者として生きてきたルーグ。だからこそ改めて暗殺者を選ぶ理由が必要になるわけか
その際にルーグが上げた理由が正義感ではなく、大切な人達が幸せで居られる平和を築くためというミニマムな視点で考えていたのはルーグが今生で手に入れた最も大きな変化であるように思えた。だから、今は切り捨てられる事も問題ないと思えるのか
それよりも幸せを求め、生き続ける道を重視するのか
あと、ここでディアの名を結婚を理由に持ち出すとは思わなかったな。もしかしたら何らかの思惑が有るかもしれないけれど、それでも使用人でも妹でもなくディアとの関係に結婚を求めたのはやはりルーグにとってディアは特別なのかな?
暗殺貴族ルーグを選んでからの初仕事、遂にルーグの本領が発揮される時が来たようで