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良い

一瞬の油断が命取りとなる戦場、あまりに大き過ぎるモルフォ。それらは戦いが人の限界に近い領域で展開されているのだと感じさせる
だからこそ、ノルトリヒト戦隊が壊滅したと思われた際には堂々巡りの議論や自滅論が議論されてしまう
そういった戦場では86の戦う理由の不明瞭さが際立つね

エルンストは連邦の理想、兵士達は故郷を守るため、グレーテは復讐。それぞれに戦う理由があり、引けない背景が有る
けれど、祖国でもなく敵への恨みも無い状況で戦場から引かない86は改めて他と異なるのだと感じさせるね
中でもレギオンの声が聞こえるシンエイはとびきりに異質

ただ、それらが恐れではなく信頼に繋がるのはこれまでと違う部分か。
モルフォに辿り着ける力を持っているから、どんな戦場でも怯えずに進むから、仲間達は86に自分達の命を迷いなく託す。
けれど、当人たちはそれをどう受け取っていいか戸惑っているようだけど…

勝手に付いてきたフレデリカはそんな86を変えるかもしれない異物
今の処シンエイ達に帰る理由なんて無い。けれど、フレデリカを無事に送り返す為には自分達も生きなければならない
ただ、生への人質フレデリカに死への人質たる拳銃を軽々に預けたシンエイはもう自らの役目を重荷に思うようになってしまったのだろうか…



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