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とても良い

ああ、凄い回を見てしまった……
冒頭からレニーの回想で始まるように今回は何から何までレニーとタイタンの想いで締められていた。でも独り善がりなストーリーにならず、タクトを見守った一人の音楽家として最高のストーリーになっていたように思う

タイタンと出会ったばかりの頃のレニーが全く笑えなかったのは意外な姿。でも、タイタンの振る舞いが徐々にレニーを癒やしたと判るね
「一緒に戦ってくれる?」と戦いの光景を意識したレニーに対し、タイタンは笑顔の光景と約束を提示した
一方だけが笑顔になるのではなく互いが笑顔になれる約束

タクトに様々な道を示したレニーは師匠みたいなもの。一方でレニーはケンジの弟子であり師匠だった。教え教わる関係
レニーとケンジがそのようなものであったなら、レニーに教わってきたタクトはレニーに何を教えられたのかと言えば、それは新しい音楽だったのだろうなぁ……

肉体的な死は絶対的なもの。それに対して、タクトは自身の音楽に彼を含むと言った。それによってレニーを含む音楽は死なないと言った
だからレニーの死は描かれない。その代わり……

一人の音楽家がステージを去る姿には思わず涙が溢れてしまった



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