モルフォとの再戦、少人数で限界に近い戦闘を行えばそりゃ損耗は激しくなる。独りで敵に立ち向かう事になる
それでもシンエイを支えようとしたのが仲間達の言葉であり、連邦の援護射撃であり。それによりシンエイは残された独りではなく、託された一人だと思えたのかな
アンジュもセオトもクレナもライデンもシンエイをモルフォに届ける為に踏み留まった。シンエイが生きてモルフォまで到達しなければ勝ち筋など無いから
生きているから先へ繋がる。シンエイがフレデリカを置いていこうとしたのもそういう理由だね。例え自分が失敗したとしてもフレデリカが生きていればキリヤを救う道が残る
キリヤが行き詰まってしまったのも同じ理由。フレデリカが死んだと思ったから、彼は更に狂いレギオンに取り込まれるしか無くなった
逆に言えば、フレデリカが生き残ればキリヤは救われる。死んだと思っていたフレデリカが目の前に居て、銃を自身に突き付けている。フレデリカと自身を救うにはフレデリカの望みを叶えなければならない
キリヤとシンエイが並び、ショーレイが二人を仲裁する有り得ない光景。それを夢見たのは果たしてフレデリカだけだったのだろうかと考えてしまう…
何はともあれ、生き残ったシンエイとフレデリカは置いていかれた。果たして二人は爆発を生き残れるのか、という点がどうしても気になる状態で3月を待つことになろうとは……