自由と奴隷。座標にてジークとエレンが争うのはこの点
いにしえの王が死んだ後も縛られ続けるユミルは奴隷であり、今もジークの支配下。対してエレンは自由を信奉しユミルにもそれを与えようとする。この争いが誰しもにとって運命の分かれ道となる構図には鳥肌が立ってしまう
ユミルの境遇は哀れなもの
早い時点で奴隷となり「お前は自由だ」と言われてもそれは真の自由ではなかった
巨人の力を手にしてもエルディア王に隷属していた
力があるから自由なのではなく、自分の意志で自由だと決定づけられるからこそ自由だと言えるのだろうね
だからユミルに必要だったのは「お前が決めていい」と言ってくれる人。ただ、エレンがそれを行えた事が最悪だっただけで…
エレンにとって自由を阻む象徴だった壁は壊れた。そして始まるのはパラディ島の自由を守る為の進撃。エレンの自由は他者の自由を壊すものになってしまった……