釣り趣味を藍子に明かすか悩む二葉。自分の大切な一部を相手に話すとは、つまり相手と何かを共有する行為に繋がるのかもしれないね。逆に何かを共有できるのは大切な話し合いが出来ている証拠
二葉は藍子と趣味を、そしてひよりと小春は両親と家族を。そういった共有を感じた回だったな
藍子に秘密をいきなり打ち明けるのではなく遊園地を挟んでから。秘密を明かす準備運動は二葉に心の準備をさせるものに。だから頑張って明かせた
藍子の返しは意外でむしろ二葉が明かせない事で無理していたのではと気にする程。これは二葉のやりたい事をを大切に共有したいとの想いがあった為かな
指輪かペンダント、これは大切な人と想いを共有する媒介になっているね。二葉はネックレスを通じて姉に感謝を伝えた。一花が嬉しそうにこれをつけているのも、その時に受け取った想いを二葉と共有し続けたいからか
そういった意味ではひよりと小春の両親が指輪を付けられないのは共有を阻害してしまうかもしれない
娘達に気を遣って指輪も式も無い両親。そういった事情を話せないなら、ひよりと小春は両親と『家族』を共有できていなかったと考えられるかもしれない
だから二人が両親の為に結婚式を挙げる必要があって、それはドレスで着飾るよりも両親を、そして自分達を『家族』にする大切な一夜になったようだね