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とても良い

しずくとせつ菜はユニットを組む事になったわけだけど、こうして見るとしずくとせつ菜は似たような課題を持っていたんだなぁ
生徒会長の自分とアイドルの自分、どちらが偽というわけではなく並立する在り方。それが学園祭とフェスティバルの両立という問題にリンクする話と見ると面白い

皆の夢と自分の大好きを守る為に正体秘匿を望むせつ菜。それは母や生徒達に自分の並立を受け容れてもらえるキャパシティが有ると確信できていなかった為かな
けど、合同文化祭がキャパオーバーになったように、二つの存在を二つのまま扱おうとすれば何かと問題が生じてしまう
両立させようとすれば、両立を受け容れられるキャパが求めれれる

学園にて合同学園祭に対する意見が割れたのも似たような背景から。学生達はファンとしての自分と生徒としての自分を両立させられなかったから騒ぎになった
学園の騒ぎに対してせつ菜が判断を下せばそれは生徒会長としてものしか成立しない。でもアイドルとしての自分は納得しないから悩む

この判断を説明する際、同好会に対しても生徒会長として説明している辺り、せつ菜はキャパオーバー状態
そんな彼女に歩夢達は生徒会長・アイドルという個だけでなく、生徒会・同好会としての集団を持ち出してキャパを広げた。更に他校も巻き込めばそりゃ解決の道は見つかるというもの

母と生徒に自身の正体を明かした優木せつ菜。これは母や生徒達に自分や自分の大好きを受け容れてもらえるキャパシティが出来たと確信したからかな

遂に始まった合同学園祭。この中で変化の予兆が見え隠れする栞子やミアはどういった一歩を踏み出す事に成るのかな?



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