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とても良い

今回はミオリネの内面の成長に迫った回だったのかな
初期は決闘制度によりスレッタを依り代としていただけだった。そして父への反発からスレッタへの責任を自分に課し、いつの間にか『花嫁』である事を自らの在り方とした
親に反発するばかりの子供が少し垢抜けたかのよう

スレッタ救済のための新規事業プラン、経営戦略科であろうと瞬間的に作れるものでない点は明らか
冒頭にてスレッタが聞く「人の事で頭が一杯になる」現象、ミオリネは地球に行くしか考えてないと否定したけど、あのプランはミオリネがスレッタにどのような感情を抱いているか間接的に描いているように思えたよ

インキュベーションパーティーをミオリネは「上辺だけのはったり」と評した
それを正解とするかのように皆して真意を明かさない遣り取りばかり
その急先鋒がプロスペラだね。素顔を明かさない彼女はミオリネが意識していなかった幼稚さを表出させる
けどその行為はミオリネの為ではなく、それこそ別目的の為の「上辺」に思えるね

そういった「上辺」を最も利用したのがペイル社か
スレッタを讃える演壇は一転して裁きの場へ。でもそれすら「上辺」であり真の狙いはガンダムとプロスペラ
だから場を崩すのは「上辺」でない「真意」となる。ミオリネが示したプランも実は「上辺」、それだけで人は動かない
ミオリネの意地ではない「真意」が問われた瞬間

投資が成ったのはミオリネが自身の動機が意地だけでないと証明できたから。一方でデリングが子供に応えた事で彼が親であると証明したような
又、この親子の存在は、子が助けを求めた際に現れないどころか騙していたプロスペラとスレッタを本当に親子なのかと疑念を生じさせる結果となったような……



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