時雨が見る2つの幻覚、どちらも戦いの後だから見るものか
敵の恐怖も満潮達が居ない事も佐世保に戻ってきた意味を示す幻覚。一方で仲間の負傷と退役は、守れたけど守りきれなかったものを時雨に突きつけているような
ただ、生き残れた者にとってこの結果は僥倖。山城も扶桑も今の自分の有様を悲観しない。けどこれからも戦う時雨はそれだけを喜ぶ事も難しい
これからを託された時雨はもう彼女らを守れない。艦娘として鎮守府に残る新たな目的が必要となるのだろうけど、それは新たな戦場への投入を意味するわけか…
体も心も休まらない海戦の日々。ここで時雨に休養の時が与えられるのは各人物による優しさの為せるもの
佐世保の街を歩き、バスで遠出、旅館で休養。海を離れた事で得られる安息。そのゆったりさは心を切り替える時間
おまけに新たな仲間と邂逅も待っていたのは驚き
艦これ作品で提督の顔や町の人々の姿が見られるとは思わなんだ。これにより艦娘達が誰の下で誰の為に戦っているかが強調されたように思えるよ
あと、髪を下ろした状態の時雨って白露の妹なんだなぁ、なんて感じてしまったね
状況の厳しさは変わらない。それでも彼女らの進む海に希望がある事を願ってしまうね