前回のテロで学園の平和が脆く崩れ去った今、描かれるのは平和の裏にある戦争の一端と子供達の知らない事情ですか
スレッタや地球寮の者達は登場しない代わりの演者は『フォルドの夜明け』、グエルにミオリネ
共通項は既に裏にいる、もしくは立ち入ろうとする者達か
囚われたニカに突き付けられるのはノレアが知る裏に過ごす者達の悲哀
ニカが反駁するのは理論立っているようで理想論に過ぎない。それじゃ裏で消えゆく命のどれも救えない
だとすれば、父さえも拘束したシャディクの計略はそれを救うものに成り得るのかな?
『フォルドの夜明け』が過ごす環境は学園と全く異なる風景だね。以前にチュチュ等を介して地球環境の厳しさは言及されていたけど、実際に描かれたのは非法組織とはいえ更に厳しいもの
死に向き合う環境だから、自責に押し潰されそうなまま死を迎えようとするグエルの幼稚さを許さない
それでもグエルの青さは押し潰す環境に抗うものになるね
オルコットが諦めた命の為に藻掻き、死者のMSを使って生き残った
だから裏に身を置く事になったグエルが考えるのは変わらない。生死ではなく家族と自身の繋がり
裏を進む事になったシャディクとグエルに迷いはない
なら同じく裏を覗き見たミオリネは誰の為に何の行動を起こすのかな?
そして平和が崩れ行く中で幼さを吐き捨てるように厳しい道を進み始めた彼女らの行動はエアリアルや母に迷いを懐き始めたスレッタにどのような影響を与えるのだろうか?