ミオリネもエアリアルも裏切られる形で失ったスレッタは何も無くなったと捉えられる
なら、止まってしまうかと思えば、進む理由さえ有れば何となくでも進み続ける事は出来る
肝心なのはその進む理由となるわけか
スレッタを切り離した形となるミオリネは逆にそれを理由に進むしか無い状況。ただ、進み方が問題かな
プロスペラは信用に値する人間ではないし、彼女の言はミオリネを自身の思惑に沿うように導いているように感じられる
彼女の掌中にある限りミオリネの進みは危ういまま
裏切りにより大切なものを失う。その理由を相手に求めれば怒りに、自分に求めれば反省になる
スレッタとチュチュは正反対の受け止め方をするからスレッタだけでは進めない状況も進めるように後押ししてくれる
スレッタに理由はなくても進ませてくれる
でもエアリアルが突きつけるのはスレッタには彼女が信じていた中身がそもそも備わっていないとの真実か…
信じた道も進んだ道も間違っていた。得られたものなんて何も無かったと思わざるを得ない状況
母親やエアリアルに頼ったままではスレッタの中身は永遠に埋まらない
空っぽな宇宙で誰にも届かぬ鳴き声を上げるスレッタ。それが見た目通り生誕の模倣であり、ここから彼女の真の進みが始まると良いのだけれど
危険な紛争地に向かうミオリネ、平和な学園に戻れと促されるスレッタ。その進んだ先に有るのは果たして……