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とても良い

ヒトの尊厳や権利とは何に依拠するのかと悩ませるEP
適正な医療を受け快復を目指す権利も購入物品の不備を訴える権利もどちらもヒトが有するもの
そこにヒューマノイドという人間に似た存在が混じる事で権利どころか人間性すらあやふやになる構図には恐ろしさを感じるね

事故により以前と異なる性格となった老人。真っ当な治療を受けさせるのは当然の権利でそれを防ぐのは権利妨害に思えてしまう
ただ、権利ばかりに主眼を置いてしまうと掛居のように患者家族を無視してしまう。だから掛居は患者家族が治療を受けさせたくない理由を勝手な思い込みで誤解してしまった

勿論、家族に暴力を振るうからと言って治療を受けさせないのは違う話だけど、老人が快復した為に家族の尊厳が抑圧される日々が復活してしまった
事故が暴力部を欠けさせたのに治療により元通り。データ復旧が可能なヒューマノイドだからこそ発生する問題だろうか…

カスタマーサービスをヒトと思わぬ顧客の暴言。なのにヒューマノイドは人間でないと更に貶す。正論が存在せず人間性も欠如した遣り取りは佐倉ヒューマノイドであっても追い込まれる
一方で彼はプロ意識も持っているね。だから謝罪のプロに任せるとなれば否定的になる

謝罪屋の対応は人間性が欠如しているからクレームを解消できる。クレーマーがサービスに人権を見出さないから実行できる人権無視の対応
でもこれはクレームを有耶無耶にしたのであって顧客の満足を得られた訳では無い
ヒトの尊厳や権利を尊重する遣り取りとはどのようなものか。誰も正しい答えを持たないからこそ、もやもやした感覚ばかりが残ってしまう…



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