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良い

時期としては1年生編最後のEPという事もあってか、それぞれが己の学園生活を踏まえつつ、これからを志向する姿が見られたかな
それらは成功と失敗を経ての学習だから自然さがある。対して綾小路だけは成功も失敗もあるのに何処か機械的
現在の境地に至るのも全ては計算通りと言わんばかりの姿勢が彼の異質さを強調していたよ

これから始まる2年生に向け色々考える生徒達の中で不安に押し潰されそうになっていたのが一之瀬か
一度は心折れた事で立ち上がれたが、それは前に進める力ではないから別に動力が必要となる
あそこで約束を与えた綾小路は優しいというよりも、あれはあれで計略の一部ではないかと恐ろしい気持ちになってしまう

他にも龍園を焚き付け、堀北と賭けをしている様子は独特
これからの生活を意識しているようで居て、一之瀬の件を合わせ、各クラスリーダーの成長を導こうとしているかのよう
その意味では綾小路は学生離れしていて、だから理事長代理との勝負も様になる。むしろそちらの方が自然であるかのよう

綾小路は何処まで行っても普通じゃなくて
だから軽井沢相手に恋愛ごっこを始めても、そこには学生らしさは微塵もない
軽井沢が恋愛感情を表に出せば出すほど冷めて見える綾小路の表情。そんな彼の祈りを聞き届ける神様など居るのだろうかと歪さを覚える1年生編の締めでしたよ…



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