戦場に赴いて多くの敵を屠る事だけが人の全てじゃ無いとは言え、何時和平が来るかも分からず只々徒に時が過ぎ屍の山が築かれて、抑々の発端動機や大義名分が何だったのかも分からなくなってそうな、そんな戦時下ではオミみたく何処迄も非情に徹するしかなさそうだが、其れでも普通というのを願い求め望んで仕舞うのが人の性という奴だろうか。とは言え碌に戦えず戦場の事なんて何も知らないシーナは常に矢面に立ち続けるミミが戻るのを只待つ事しか出来なさそうだが、そういう細やかな普通くらいは何も出来ず知らないなりに護りたいってとこなんだろうか。
でも仮にミミの不死を解呪出来るとしてもそんなのを戦力を頼り切ってる軍部が許すとは思えんし、ミミ一人の大立ち回りで千人万人が救えるなら普通の人としてではなく秘密兵器として運用し続けるんだろうが、そういう如何にもならない非情さが戦時下にとっての普通なんだろうな。そんな普通が何なのか誰も分からなくなってそうな状況で、如何其々の想う普通を実現出来るかってとこなんかな。