サシャのお墓に座り込むミカサと、アニの前に座り込むアルミン。これまで、エレンの隣にいる事が多かった二人が、所在なさ気に描かれているのが、三人の今の関係性を表してるようで、妙に切なくなる。
そういえば、前話から回想シーン以外でエレンとアルミンが会話していなような気がする。アルミン自身の「肩書き抜きにして人同士向き合えば分かり合える」てセリフが虚しく響いてしまうのは、今のパラディ島の実情なんだろうか。
最後の「勝てば生きる」「戦わなければ勝てない」というセリフは、戦うことだけが選択肢になっているけど、イェレナ達の作戦通り進めてるってことは、ジークによって戦うよう誘導されたって事なのか?ジーク自身、本当にエルディア人のことを思って行動してるかも不明だし、腹の底が気になる。