やってることも言ってることもめちゃくちゃなのに、目的の為に全力で、しかも、無理な行為は認めなかったりお酒飲める年齢を気にしたり紳士的な部分もあるのホントにまずい
男性免疫低い子には特にこのタイプはまずいぞ~!
その極みとして、これが別れだと思って願いをかなえてあげようとするということの描写なんだろうけど、個人的にはすごい律儀な子なんだなと思った
しかし、10人という席に収まりきっていない否定者たちのコミュニティはないんだろうか?
人口に対してどれぐらいなのかはわからんけど……
お!ジャンプっぽ~と思ったらちゃんと原作ジャンプだった
現代社会の日本が舞台(2020年)
本人たちの能力の描写を優先するツカミの強さよ
この先どうなるんだろうというより、ここはどういう世界で、どういう背景があってここに至るんだろうというこの世界自体への興味が強まった
会話も話もかなりテンポが軽快
かつアクション筆頭に力強く動く作画が個人的にはすごく好き
ただ、描写的としては思ったよりもエグい
アニメ的表現かつ痛がってないだからギャグっぽく映るけどダメな人はダメだろうなってぐらい血と骨と臓器出てた()
タイトルにもなっているメインふたりが他に出てきた人たちよりもデザインも言動も明るくて『異質』に見えるのはおそらく意図的なものかな?
ゴルシの話単体で見ればわりと好き
ただ、話がキタサンが残した記録をなぞってるだけのように見えて、1期~RTTTにあった熱さをあまり感じないってのが正直なところ
ドゥラメンテとトウカイテイオーが重なる心理描写はやっぱり2話に回されてたなあ
なにもかもが重なってしまう部分がやはりずっしりとした重みがあった
そして、そこから2期で視聴者たちを泣かせたナイスネイチャとも重ねる構成がお見事すぎる
いきなりドゥラメンテ出てきて思わず声出ちゃった
シリウスシンボリや没になったオルフェーヴルを彷彿とさせるクール系でメチャクチャかっこいい!
アニメとしては、ドゥラメンテとテイオーが重なる、ハッキリとした描写が個人的にはほしかったかな
ギリギリまで権利関連などなどで粘ってたのか、そういった心理描写は次回に回したのか……
色んなもの描こうとしてるってのは感じるが、2期でつけた「トウカイテイオーに憧れるキタサンブラック」という設定をテイマクの対という表現だけで終わらせず、ちゃんとキタサンブラック本人の話で活かしきってほしいところ
生きることと死ぬこと、そして、人との繋がりを描いた作品の劇場アニメ。
全体的に演出が凝っていてよかった。
前提としてゲーム原作なので、駆け足気味なのと圧縮のために改変が入るのは目を瞑らないといけない。
何十時間とかけるペルソナ3の物語を頑張って映画4本分に圧縮してるわけですから、案の定尺が足りてない印象になっているのはしょうがない。
演出のためのストーリー改変が結構多い。
特にストレガ関連はかなり省かれていて、原作で説明のあった彼らの背景やチドリと順平の交流、それからニュクス教に関してはほとんど出てこない。
ゲームをやると終盤も相まって特に印象的な終末論によって様変わりしていく人々と街の様子が省かれていたのは素直に残念。
ただストレガ関連を削る代わりに味方の描写が増えている。
天田の記憶が曖昧なまま話が進んだり、荒垣がみんなの前で暴走したり、美鶴が父親の遺したワインを見つけたり、不安からゆかりが倒れたり。
キャラクターに人間味を帯びさせる改変を入れつつ、縦軸はブレていないので、作品としての雰囲気はあんまり変わらない。
全体として主人公とアイギスの話だと思ったほうが結構腑に落ちやすいかも。
既プレイヤーとしては2作目は駆け足気味に感じたけど、描き方が丁寧な1作目と改変が上手く嵌まった4作目は良かった。
ただ、劇場公開でターゲットは既プレイヤーだとしても、未プレイを全く想定していなさそうな点はどうなんだろうな。
3作目で開幕いきなり順平が捕まってるのとか結構ちんぷんかんぷんじゃないかな……。
ゲームには無かった仲間たちと失った存在の繋がり、そして、これまでやらなかったエリザベスの探訪を縦軸に絡めていく、この流れがペルソナ3らしいなと感じる
アニメで初めて気付いたけどニュクス・アバターってセフィロトの樹がモチーフに入ってるんだなぁ
アルカナを駆使してくるの含めて、本当に「死そのもの」なんだなと
しかし、タカヤとジン、同情を引くような桐条による実験の生き残りという言及がないからこそ、本当ずっと何故死に足掻くのかと問い続けてそれに反する人間に詭弁並べてるだけの小悪党なのがよくわかるな
終末論もだいぶ抑えて描写されているからカリスマ性もそこまで高く見えないし
ブリッジのタカヤ・ジン戦からアイギスvs綾時まで
前回同様いきなり満月戦に飛んだり、いきなり順平が捕まってたり、突然特別課外活動部が礎にされてたり、説明のない駆け足が映画の評価が低い理由なんだろうな(あと講堂が体育館になってたり……)
あと、個人的にはあそこで覚醒する熱さもあって真田先輩が推しキャラの身としては順平覚醒を映えさせるために覚醒を省かれたのちょっと残念
でも、別れの辛さから関わりを避けるようになった結城と別れを昇華しようとする人たちの描写はよかった
色んな人の思いに触れて、友達を受け入れることにした結城に早々試練が訪れることに……
映画ではファルロスを徹底して結城の内に秘めた思いみたいな描き方してるのがわりと新鮮だった
てか、ファイナルの告知が晴れた屋上なのもう泣きそうだからやめてほしいよ……………………
そして、たなか社長と舞子の絡みが見れるのはここだけ!(最悪)