忘れられるわけがないよ.....こんな可愛いメインヒロイン。タイトル通りで全くフラグを折らなかった。最後のおやすみまでヒロイン街道まっしぐらなヒロイン力を見せつけてた。
加藤の感情が高ぶったのって何よりも安芸くんが気付いてくれたことにあったと思う。他の誰でもない安芸くんが気付いてくれたからこそ、加藤はあそこまで喜怒哀楽を表現できたんやと思った。
仲間だと友達だと戦友だと思ってたし、これまでの時間の積み重ねをようやく2人が認識できた事に対する胸の高鳴りが尋常ではない。
あっぶねー。泣いちゃうところだったわ。誰よりも本気で真っ直ぐでどこまでも安芸くんに寄り添ってたからこそ、辛さが悔しさがあった。
6話で感じた当たり前はもうとっくに安芸くんの中に染み付いてて、今まで気づかなかったんじゃなくてそもそも気付こうとすらしてなかった。その悔しさと切なさがとてつもなく辛かった。
システィーナに過去を重ねてたのか、グレンは......にしてもセラを白犬!って呼んでたのは強引感があったような.....
リィエルはてっきりグレン好き好きかと思ってたら別にハーレムに参加するわけではないのね。まあでも、これからようやく人並みの思い出を作っていくわけだからどっちかっていうと、システィーナとかと素敵な思い出を作っていくほうがいいよね。
レオスの怪しさったらないよね。ってぐらい出だしから不安感MAXだった
暗い感情って見ると胸が苦しくなるけど、何故かそれと同時にこれまでより強く魅力的に感じる。
自分の意志で選んだ安芸くんはどこまでも独りよがり。選んだ自分に酔いしれて、謝る自分に酔いしれて、やり遂げたことに満足してた結果、そばにあった当たり前を見落としてた。存在感が無かったんじゃなくて、あまりにも加藤の行動が安芸くんの当たり前になってた気がした。そこに限りなく甘えて、甘えてることすら感じてないように感じた。
だからこそ選ばれなかった自分がどこまでも許せなかった加藤の表情が苦しくなるほど切なかったし、魅力的だった。顔にかかった影がものすごく印象的.....
決めきれないというか、選択してないようにも見える安芸くんの選択。信じるって結局のところ、信じる自分を信じてたり、信じる自分に酔いしれたり、どこまでいってもエゴの部分が大きいなーって改めて思った。安芸くんも最終的には英梨々の好きなようにやれって言ったけど、あれは英梨々を信じたんじゃなくて、もうどうにでもなあれ精神に近い気がした。
レフィーヤの成長が著しい回。やっぱり純朴な女の子ってパーティに1人いると結束力が強くなるよね!(パーティは組んだことない)
バンシーに対しての過去を聞いた上でパーティでいることを選んだレフィーヤはほんとにいい子だなと思ったし、そこから戦闘シーンで信じて詠唱をやめかかったところが成長を強く感じた。
自らを受け入れた先にあるオリジナルとしての自分。めっちゃ熱いな。ほんまに熱い。友情と努力と勝利ここに極まれりってぐらい胸熱展開すぎて涙腺緩みっぱなしやった。
個性としての能力は受け継がれるかもしれないけど、宿った個性はその人の唯一の能力。ゆえに個性やと思うし、そこを気付かせる出久の真っ直ぐさがかっこよかった。負け試合なんて思ってなくて、あくまで目の前のライバルと全身全霊でぶつかりたい純粋さが眩しかった。
最後の轟が放った技に対して踏ん張って力を貯める出久の顔がオールマイトっぽくてよかった