本日の夜実況。
「本当の友達は、本音をぶつけるんでしょ。だから、ぶつけてみたんだけど」
果たして、まこぴーの沸点は低かったか?いやいや、自分は彼女の最大限の譲歩や寛容さを買いたい。
立場的に絶対に受け入れられないレジーナを、マナの直感にも一理あると顔を立て、一旦は受け入れたのだから。
レジーナに憤って、まこぴーが人目もはばからずキュアソードに変身(武装)したシーンには緊張感があった。
このシリーズのメインテーマに関わる一番大事な問題提起が、ともあれこの回にて行われた。
「ごめんで済んだらプリキュアは要らないわ!」は草。
本日の朝実況。
「仇敵の娘とも友情を築けるのか?」という、重要エピソードのスタート。
進行中のロイヤルクリスタルの件より、むしろシリーズの本質に近い。
レジーナと仲良くなれそうに感じたことを、マナは「直感」と言った。
善悪が判断できていないところがあるけど、無邪気なだけで、本質的には悪人ではないことをマナは見抜いていた。
「わたしはレジーナのこと絶対に許せないわ。いくらマナの友達でも。これがわたしの本音だけど、いい?」
レジーナを許せないという基本的な立場は変わらないまでも、マナの言う事にも一理はあると認めた真琴。
レジーナの姿をみたら即変身(武装)していた冒頭と比べれば、マナ同様、柔軟な態度の持ち主に成長したと感心する。
この難しいお題、押えるべきところをきちんと押えている成田さんの手腕。
「ごめんで済んだら、プリキュアは要らないわ!」には吹いたw
「敵と友達になっちゃダメなのかな」というマナの根底にあるのは直感的な人類愛で、そこが他のキャラにはない器の大きさかと。
自己中心性に思考が振り切ってるレジーナに利他心を芽生えさせるにはプロセスが必要で、今回はマナが本気で気持ちをぶつけたことでレジーナの心の底に自己を見つめ考える種が蒔かれた段階。まだ芽が出てないけれど。
難しいテーマだ……
マナの評価が下がっちゃっても仕方がない回だが、バトル中のダイヤモンド、ロゼッタの発言、バトル後のまこぴーのフォローが
マナとの相関関係をまとめあげてて練度が高い脚本だったぜ。
ジコチューの空き缶ミサイルが放物線を描くのはとてもいい作画だった。
それはそれとして、レジーナ、こんなの絶対プリキュアになるやろ……
今までは戦う内に仲良くなっていくってパターンでしたが、最初から仲良くなりたがるパターンは初めてですかね?
ちゃんと常識を覚えて、味方側になってくれたら、心強いんでしょうけどねぇ。