能を体系化させた世阿弥(鬼夜叉)の幼少期から青年にかけての、波乱万丈な人生を描いた物語。
能に詳しくないので各演目の詳細は分かりませんが、アニメという映像にするにあたって演目を丁寧に作り上げていると感じました(素人目で見ると分からない様な演出が多々あって、置いてけぼり感がありましたが、それでも僕にとって未知の芸能を体験している気持ちになったので良かったです)。
ただ能に詳しくなくとも、実写では出来ないアニメ特有の美麗な作画や表現で犬夜叉の気持ちや凄みを感じることが出来たと思います。
また鬼夜叉が生きた激動の時代のため、芸能だけを見つめる幼い鬼夜叉には厳しい展開(友達の処刑)などがありましたが、その友達の死を身近に感じた故に舞を残すための個を捨てた型としての「能」を体系化できたというのは非常に面白かったです。
それと純粋に様々な舞を、様々な映像表現を用いて観れたので、純粋に目が楽しかったです。
なんというか見終えたときに、救われたような感覚があった 犬王のほうをみていないのでみていく必要があるのかもしれない
個別のエピソードですごく光るものがあったし、芸術論も誠実さに溢れていてよかったと思う その一方で途中で集中できなくなってしまったとことか、青年編がわりとはやくね?ってなったところとかはある でもなんというか、いいアニメだった 中間のほううまく受け取れてなかったけど……
能を大成させた世阿弥(幼名:鬼夜叉)の舞いとの向き合い方を描いた良作だった。
正直なところ舞いの描写については時代観にそぐわず微妙に思うところもあったり(増次郎との舞競べなど)、足利義満の庇護下に入ってから失速したように感じていたが終わってみると鬼夜叉が能に至るまでの過程は良かったと思う。
観世座のもとで人が舞う理由に疑問を抱き「よい」舞いを追求し、三条坊門御所で勝者と敗者の格差を知りあまねく全ての人が舞えるような世界を作りたいと願うようになり(ワールドイズダンシングというタイトルに繋がっていると思う)、青年期に能という形で表現する。同時代には犬王など演技力の優れた役者もいたが、彼らと違って後世にまで舞いを残そうとした点が鬼夜叉の凄いところだと思う。視野が広い。
人はなぜ舞うのか。
舞った先に何があるのか。
鬼夜叉の出す答えを追い求め続けた13話。
才能のない者、身体の不自由で踊れない者、時代の波に流されてしまう者。
才能があり、他人より優れて、何不自由ない鬼夜叉が彼らと関わることで出した答え。
舞が好きだということ。
枯れることのない一輪の花ではなく、どこにでも咲く花で世界をいっぱいにしたい。
誰でも踊れる舞を作りたい。
そんなでたらめ話の始まりの物語だった。
世間知らずの二世のぼんぼんの話ではあるんだが、パフォーミングアートに興味のない私でも面白く見ていられるのだからすごい作品だ。3話まで見て思うのは、人物配置がうまい。実在の人物、オリジナルの人物を取り混ぜて、出会いが主人公を形作っていく。『ガラスの仮面』のように作者の計算でキャラクターを動かすのではなく、偶然の出会いが主人公を前に進ませている感じがすごくいい。
いい作品だったとは思うが、どうにも最後まで乗り切れないまま終わってしまった
能自体が良く分からないというのもあるし、演出的にもっとできたんじゃないかという気持ちもある
同じクールにほぼ同じ時代(あっちの方が少し前だけど)を描いた逃げ若があったのも影が薄くなった要因かも 演出としても逃げ若の方が攻めていると感じた
ただ、最後の一代限りで消えてしまう(再現性のない)舞ではなく受け継がれ続けていく(再現性のある)舞を目指していく、という落としどころは良かったと思う
個人的には序盤の白拍子編がピークだった
能という題材から哲学的な内容を含む掴みの序盤とそれを踏まえて能に対してキャラとの掛け合いも兼ねて深く切り込んでいく中盤、そして能の才能を掴み前半の鬼夜叉の心情を回収する終盤の3部構成として視聴したのだが、
人はなぜその形をしているのか、何故能を舞うのかという根本に対する疑問やしてき、サナギ的な状態の鬼夜叉に対して自らの舞いで魅せるよいとその末路…ここの疑問の提示とその回収、次への繋ぎなどがとても上手く出来ていたと感じた。
ただ中盤はその回収とストーリー進行に序盤程の魅力を感じられなかった。中盤ラストにある大きな動きのための伏線やためを作る回だと分かっていても少し退屈さを感じてしまった。
中盤ラストの展開から終盤、最終話にかけては多少持ち直した感じがした。
ただ、ストーリー的な面白さやクオリティはあったが、タイトルの「ワールド イズ ダンシング」の回収と落とし込みとしては少し弱かったと感じた。
なのだ
当たり前だけど作画はもうずっと進化していたから何一つ言うことはなかったかな
唯一としてダメっていうか受け入れがたかったのはあのわけのわからん音楽のときだけかな、7話のあれです
あそこでちょっと普遍的なものではなく独特のものを求めてしまったかなあという気持ちになりました
最終的には無難にまとめてきてくれたのは良かった
実際今も生き残っていることを考えるとこの解釈は正しいんだろうなあ
テーマと脚本が若干噛み合ってなかったかなってとこ以外は良かったです
そこだけは残念だった
5点中4.0点
★★★★☆
人はなぜ舞うのか、その答えを探しにアマゾンの奥地に……は向かわないけど、人やモノ、環境や価値観、文化に触れることで一人の少年が答えを探し出す物語だったのかな。
モデルは世阿弥。幼少期は鬼夜叉と呼ばれていたのだ!変な語尾なのだ!
まぁちょっと当時の芸事なので抽象的というか感覚的な部分が多いのかなと。舞の表現についても制作陣との解釈に違和感を感じるところが多々ありました。
それでも鬼夜叉くんの成長譚として見れば面白かったな。難しいこと考えても結局最後は好きだから舞を続けてるって答えが出たのも良かった。
能って学習教材としては触れたことあるけど、観覧したことはないので機会があれば行ってみたい。(これ前期の落語アニメでも同じこと思ったけど結局行ってねぇな…)
青年?編が2クール目にくるのかと思ったらキュッと終わった。テーマの芸能については「よく分かんないけど、なんか分かった」。
全体的にかなり楽しめたが、終盤は駆け足で少し残念だった。劇中曲も現代っぽい感じにしてあったりしてチグハグ感は否めなかったかな。作画は良くて個々のエピソードは面白かっただけに惜しい作品に感じた。
南北朝時代を舞台に能を題材にした作品、主人公の鬼夜叉が「よい」と感じたものに対していかに向き合っていくかという姿勢を汲み取れたなと思った。どちらかというと鬼夜叉達が織りなす人間ドラマという側面も強かったとも感じた、そもそも能というものにそこまで詳しくないからそう感じてしまう所ではあるけど…() それでも舞のシーンをモノクロ調で表現したり、魅せる所ではしっかりと魅せてくれたという印象も強なった
一方でロックサウンドを用いたりするシーンもあり、その点は少しチグハグな感じも否めなかった。そこはあまり気を衒う必要は無かったんじゃないかなと思う所はある…
「よい」と感じたものを追求する心意気、それはいつの時代も変わらないのだと
#ワールドイズダンシング
猿楽が何なのかもよく分からずに見てたのだ?能と呼ばれるようになったのは最近で元々猿楽と呼ばれていたんですね・・・。能は演劇だと思っていましたがダンスだったんですか・・・。あのうさん臭い鬼夜叉ファンのじいさん(二条良基),実在の人物だったんですね・・・。犬王のほうも興味出てきた。
鬼夜叉の深すぎる疑問と試行錯誤がやがて猿楽を確立していく,という過程を音楽やせりふを現代風にしたり色々工夫して表していたと思われました。映像は本物のダンサーさんに演じてもらったのかな。
後半は観世座から将軍様?の方へ舞台が変わってちょっとどういう環境なのかよく分からず。
OP曲なんか気に入りました。
猿楽や田楽がそもそも難しい題材であり試行錯誤で表現されているのが伝わってきた。理解するにはそれなりの教養や感性が必要。
Cypicが手掛ける「能」をテーマとした漫画原作のアニメ。
2話まで観たときにはこれが今期の覇権かな、と思ったけど思ったよりはスケールしなかったなというのがクール通して観ての感想かな。
良かった部分はとにかくアニメーションの質とアフレコ。”舞”をテーマにした作品であるがゆえにそこをどれだけ鮮烈に描けるかというのは作品の肝だと思うので、そこがちゃんとCypicの技量の高さもあって質量感高く描けていたのは良かったし、主人公の鬼夜叉の花守さんはじめ脇を固めるキャストにも説得力のある実力派が揃っていて一つ一つのセリフの印象は凄く良かったな。2話はこの作品の良さが詰まっていて、個人的に今期の中でもトップクラスのエピソード。
一方で決めるべき中盤~後半にかけての単話でなかなか脚本や演出がバチっとハマりきらなかったなという印象。特に猿楽VS田楽の舞比べをしていた中盤で”舞の新しい形”を見せるための鬼夜叉が新進気鋭な踊りを披露するんだけど、めちゃくちゃな現代風ロックがBGMで流れていて、現地で流れているわけではないとして時代背景や雰囲気ぶち壊しててすごかった…。他にも結構これやったら面白いやろ!みたいな演出が多かったりして、ちょっとノイズだったかな…。もっとストレートに勝負できた気がする。
最後の方は能を能として継承していくための向き合い方などを描いていてテーマ性としては良かっただけに、もったいなく感じた。
主人公は鬼夜叉と呼ばれる少年で後に世阿弥と呼ばれ能楽を大成させる人物。舞っている場面が多くその作画に力を入れているようにも見えた。
キャラクターの掘り下げも全13話という制約の中でうまくやり切れていた気がする。特に話数で良かったのは2話でそのインパクトのまま完走したところもあるので、見てない方は1話切りせずに2話を見て欲しいと思う。人間模様が主人公の舞に直接影響する感じがあってその人間模様から目が離せなくなる印象。
終わり方はとても気持ちよく終わったわけではないが見ていて良かったなと思う作品ではあった。
https://abema.tv/video/title/210-19
https://ch.nicovideo.jp/worldisdancing-anime
https://tver.jp/series/srbh9s4bdd
https://fod.fujitv.co.jp/title/71co/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0H46TDPLN
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=29073
https://www.b-ch.com/titles/9816/
https://www.nicovideo.jp/series/569106
能楽のお話。黎明期はこんな感じだったのかなと思った。
現代語で歌ったりするのはちょっと厳しいかも。
映像単体、音楽単体でみれば非常に良い。ただ、それが物語とうまく結びついていない。室町時代の実在の人物・場所として義満、犬王、観阿弥・世阿弥等が出てきて、猿楽がちょうど能へと変化していく様を世阿弥を主人公に描写する形になっているため、この過程を何かしらの仮説をもって鬼夜叉の成長と映像表現に絡めつつ見せてくれるのかと期待したのだが、鬼夜叉が幼少の頃から既に我々が知っている現代能らしきものが成立しており、今とどう違うのか少なくとも素人目には映像上わからない。鬼夜叉は色々市井で経験を積むものの、それが舞にどうつながり、映像としてどう反映されたのかもわからない。世阿弥の思想はあちこちでほのめかされるのだが、それが物語として説得力のある形で鬼夜叉が気づくこともなければ、それと舞の表現との結びつきも汲み取れない。最終話付近で突然すべての思想を一緒くたにぶち込んだような舞台を演じて終了するが、鬼夜叉はまだ10代前半であり打ち切りエンドのように見える。
これもまたある種の創作物語であり、確かに創作と主人公の成長を相互作用させることで物語を駆動しようとしている。しかし、その相互作用が機能不全を起こし、少なくともエンタメとして成立はさせられなかったように感じた。これにより、結局舞台・舞の映像だけ切り抜けば良いが物語としては成立していないという、物語と創作を分離した作品と似た印象になってしまった。
https://abema.tv/video/title/210-19
https://ch.nicovideo.jp/worldisdancing-anime
https://tver.jp/series/srbh9s4bdd
https://fod.fujitv.co.jp/title/71co/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0H46TDPLN
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=29073
https://www.b-ch.com/titles/9816/
https://www.nicovideo.jp/series/569106
https://abema.tv/video/title/210-19
https://ch.nicovideo.jp/worldisdancing-anime
https://tver.jp/series/srbh9s4bdd
https://fod.fujitv.co.jp/title/71co/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0H46TDPLN
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=29073
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https://www.nicovideo.jp/series/569106
★★★★★★☆☆☆☆
rated on myani.li
原作マンガが好きでひょいひょいと読んでいた。
アニメ化も期待ワクワクで見始めた、のだけど、
あれれ?こんなだっけ?と、なんかしっくりこないまま進む。
1話の踊り場面で絵の感じが変わったのは魅力的だったけど、踊りの振り付けが「あれ?これ洋舞の動きじゃないか?」と、手の伸ばし方とか足の感じとか、見てたら違和感大。クレジットを見るとやはりコンテンポラリーダンサーが振り付け担当だった。あらら、、、。
ズレるが、映画国宝を見た時も、歌舞伎の空気感を描くには人物に寄りすぎのカメラで身体感覚の違和感があったけど、こちらも日本伝統芸能を題材に、なぜか洋のデコレーションで仕上げるのはなぜ。
原作未読。歴史ものが好きなので、猿楽から能が成立していく過程と、鬼夜叉が芸術家として成長していく物語に期待していたが4話がピークだった。
その後は猫や畑仕事から都合よく着想を得る展開、掘り下げの弱いキャラクター、唐突な伏線などが目立ち、青年編に入ってもありきたりな悩みや犬王の唐突な登場など、ことごとく期待の下を行った。最後には鬼夜叉の舞の素晴らしさをセリフで説明する始末。
能という題材は非常に魅力的な題材と感じたが、物語としてエンタメに昇華させること、アニメーションとしてうまく表現出来るかの部分に力不足を感じた。
面白くなるかもとダラダラ惰性で見て後悔。6話目からあたりで切っておくべき作品だった。
今期、最後まで観て最も後悔した作品。根本的に話が面白くない。肝心の舞の魅力が微塵も感じられず、制作費がかかっていそうな割には演出も完全に空回りしており、何を表現したかったのか終始理解できなかった。
世阿弥が今後壮大な芸術を創ることを期待
紫髪に言われて行ったらたまたま女が舞っておりそれに感動する