司令室の長髪ポニテの女の子ユリは首席。指示してる角刈りのやつは頼りなさげ。
スライド式のドアで挟まれたら身体千切られて終わりやねんけど!?非常シャッターならちゃんと通用口つけときなさいよ!(建築部分への指摘)
強襲艇(教習艇?)に全乗員を乗せ集める。ぶっ倒れている制御室。先生役の大人達。フェレットを抱えた女の子。父親と息子。イクミとコウジ。ピンクの服を身にまとう女の子。宇宙服に身を包む若本規夫の謎の集団。色んな陣営が出てきて群像劇じみてきた…!
少年少女達を生かすために外から船体をパージして身を投げた大人達、「責任があるんだ」とか言ってたけど責任という体で大人が全員不在になる選択をするのはどうなんすかね!?あの時点ではガキに命を張れ!と押し付けるわけにもいかないし、脱出できれば助かるという光明があったからだろうけども…。この宇宙空間での生活という経験値を持っている「大人(あるいは先生)」という存在が不在になってしまうということ、これからの汎ゆる未確認事態に対する不安の暗雲が立ち込めてきてるね~
これでもかというほどわかりやすくルクスンの無能ぶりが描かれている他にも、ツヴァイメンバーそれぞれの大体の性格や能力が数分で説明(といってもいわゆる説明台詞ではなく緊急事態に立たされた各メンバーの状況への対応の仕方で表現される)されていてスマートだなと感じる。
これくらいサクッとやらないとこのアニメの主要な登場人物を見てる側にインプットするのって無理だよなあ。
「俺達は、割り切らなきゃいけない」
「正論過ぎて反論もできねえ、でもなあ!」
「イクミ、今を、考えろよ」
このやり取り、ずっとイクミの言うことにばかり共感していたけど、この歳になって(歳は関係ないかもしれないけど)昴治のいうことに、そうだね、と言ってしまう自分がいるのが少し悲しい。
割り切らなきゃいけない、今を考えなきゃいけない。そうだね・・・お前の言う通りだよ・・・となってしまう。
昴治って元々かなり精神年齢高かったのかなこの時点で。
「大人にはな、責任てものがあるんだ」
このセリフにはこれまでと逆になんかだせえなあと感じる何かがあった。
やっぱり自分や周りの環境が変わると感じることが変わってくるアニメだなあ、と思わされる。
アニメってそういうものか。