◆作品No.128/◇鑑賞No.148
<視聴日>
視聴 2023.7.13
<評価:S>
感想:https://note.com/lovemoon56/n/n0e988da4128d
原作を読み込んだ勢からすると、
伊藤計劃氏が書いた部分が描写されることがなかったため、
「Project Itohですよね?これ」という気分になったが、
それを忘れさせるほど別作品になっていてよかった。
Project Itohを制覇したため比較するが、
劇場アニメ版虐殺器官が異性愛、
劇場アニメ版ハーモニーが百合と来て、
劇場アニメ版屍者の帝国はややBLっぽく仕上がっていた。
アニメ化に伴う簡略化のために改変が含まれていたが、
アニメとしての面白さがあるのでこの改変は成功だと思った。
日本が初登場するときのカットは日本画で見たような
あの雰囲気を再現しているので面白く思うと同時に感心した。
全年齢対象って出てたから気を抜いてたら開幕から首に太くて堅いの突っ込んでてヒエッ……ってなった。
死んでる人間を OS が起動しなくなった PC とすれば、新しい OS インストールして動かす感じだろうか?
まぁ意思を持った人間がやりたくない事やらせるにはちょうどえぇ技術よねー。
新しい技術はいつも軍事転用で発達していく。
労働力として使うのはいいとして、流石に見知った相手が死んだからって再起動させたくはないなぁ……。
機械は作るのにコストがかかりすぎるから死体という作るコストのかからない筐体にソフトウェア書き込んで再起動……なんという合理的なシステムだろうか。
倫理より合理的が優先される世界ね。まぁ奴隷よりは人権が保護されているのか……?
それにしても人類を新たなステージに導こうとする奴はなぜみんな人間を辞めさせようとしてくるのか?
結局最後にやろうとしていた事はやり方が違うだけで人類補完計画とかと大差ない気がする。
「みんな違いがなくなれば争いなんて起こらなくなるでしょー? 」ってそりゃそうだけどそれは生きていることになるんかな?
技術とかアプローチはおもしろいけどこの世界には生きたくないなぁ……って思った。
ゾンビランド計劃。
作画はなかなか良い。内容は原作を読んだときもよく分からない部分があったせいもあって、もう一度原作読んでみるといいかも。
円盤で視聴。
厳密に云えば原作は冒頭30Pだけなので、円城塔氏と連名で出版されたモノが既に二次創作で、アニメ化で更に別物になっているんだけど、其れは其れとしても高品質で、面白い。
劇場に観に行こうと思って行けなかったけど、TV放映されていたので。
TV版はカットされてるのか、そもそもが詰め込み過ぎなのか、いまいち話に入り込めなかった。
屍者が働いてる世界は異様で気持ち悪さがあったなぁ。そういうところは面白かった。
原作じゃないともっと良さが伝わってこないのかもだなぁ。
2月4日再鑑賞。映像はきれい。途中ワトソンくんの2人の嫁(男女)が〜! というようなNTR的な気持ちが味わえる。
2020/03/08:再鑑賞(BD)
2015/11/13:初回鑑賞(シネ・リーブル池袋)
ハダリーがざーさんなんだけど、ざーさんだとキャラに対して声が可愛すぎたかなって気はする
原作見たらまた見直してみようと思います。