うわーここでそうなるか!
そしてエロゲキャラ最強w
セレジアの説得の言葉。アルタイルに向かったアリステリアの言葉。鹿屋の主人公としての言葉。ひかゆのはげましの言葉。印象的な言葉が多くて、グッと来た。
自分が生み出した被造物たちの戦いを見守る、創造主たちの姿も印象的だった。セレジアの身を案じる松原。アリステリアの敗北を見て悔し泣きの高良田……
そして、まさかのセレジアの退場。初回から登場していたキャラだったから驚いた。実力ではかなわないから、ああいう方法しかなかったのか……
熱い展開だったけれど、一つだけ気になったところが。
セレジアの身内を巻き込むというやり口。アリステリアを倒した能力。以前からその傾向はあったけれど、チートすぎるのはともかく、やり方が安っぽくてラスボスとしてはあまりに陳腐。面白い物語には魅力的な敵役が必要だと思ってるけど、彼女では役者不足に感じてしまう。プロの「作品」ではないから、なのだろうか……
セレジアと鹿屋の選択に、どうしても納得できませんでした。
アリステリアの選択は納得できました。好きです。
重要キャラクターの退場のさせ方がうますぎて涙
どんどん退場してる
つらい
不覚にも泣かされてしまった……。
「緋色のアリステリア」や「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」の細かい内容は描かれていなくとも、アリステリアやセレジアの言動は、自分がこれまでに出会ったたくさんの物語の主人公の記憶を呼び起こし、彼女達に重なり、強く心を揺さぶってくる。セレジア達は個別の作品のキャラクターでありながら、彼女達に似たたくさんの物語のキャラクターの象徴でもあり、だから自分は彼女達の想いもよく知っている(ように錯覚できる)のだ。
そして、誰よりもアリステリアやセレジアに思い入れのある、創造主達の想いが、本作独自の要素として上乗せされてくるという。これはたまらんわ。
キャラが決めたことは作者でもどうにもできない。キャラが作者の手を離れてしまうということか。