まるで初代ファフナー第一話の逆構図を見ているかのようだ……
あの頃は大人達が作った偽りの平和の中で、確かな平和を子供達は満喫していた。それを外からやってきた者が破壊した
今回はそれと似ているね…。それだけに精神ダメージが大きい…
閉ざされた平和を享受しつつ外を夢想する総士の感覚は悪ではないし、視聴者的には偽りと判る総士の家族はそれでも温かさを感じられる。
平和な家族が有るから総士は外を夢見られる
でも閉鎖的な偽りに『外』を引き込むなんて破滅でしかない
一騎にすれば真の平和を手にする為に偽りの平和を壊す必要がある
大局的に必然の犠牲。でもそれは閉ざされた島に生きた少年には無関係な視点で
冷徹に敵を滅する一騎の姿。それは偽りの平和に居た総士には敵にしか見えないというのは哀しい…
外の世界への渇望は止められない。それは本能的なものなんだろうな。転生した総士も運命的に真実に導かれる。
やっぱこの作品面白いなー。
知らずに見たら、完全に悪役だよなあ、一騎。
でも、これが彼が望んだ真実。記憶もなく、子供だから当然の反応ではあるけど。えぐいことしやがる。
ゆかなが俺の知ってるゆかなだ…。
竜宮島に総士とマリスと椿がいる不思議世界。北極ミールで偽装された世界か。
雰囲気はシリーズ初期と変わってないけど
この回の演出は、ホラーのそれだな。
無邪気な総士くん…。元々スケベな普通の子だからね…。
蒼穹のファフナー THE BEYOND (TV Edition) 第2話。だらだらと偽りの平和描写が続くようならかったりーなーと思っていたけど、さっさと話が動いてくれて良かった。しかし一騎さん、容赦なく敵を滅ぼすあたりやはり人外存在になっちゃって情緒的なものは薄れてきているということなのかね。総士(幼)に厳しい現実を突きつけるためにあえて冷酷に振る舞ってみせたということなのかもしれないけど。