吹奏楽コンクール全国大会出場を控えた、
私たち北宇治高校吹奏楽部。
うだるような夏の暑さが去り、秋の涼しげな気配が近づいたころ。
先輩が退部するかもしれない……。
私たちを襲った衝撃は大きく、不安をそう簡単に拭うことができなかった。
美人でカリスマ性があって、ユーフォが上手くて、みんなから頼りにされている「特別」な先輩。
でも、ふとした瞬間に見せる氷のように冷たい表情、他人を突き放すような瞳、誰にも本当の自分を見せない先輩。
「全国に出たい」
誰よりもそう思っているのに、ただの高校生のくせに無理に大人ぶろうとする先輩。
そんな先輩が私は苦手で……、
もしかしたら嫌いだったかもしれない。
だけど私は――。
映画のために復習
こちらは新規カット満載で普通に総集編というより1本の作品って感じで良き。個人的には演奏後のあすか先輩が父親から褒められるシーンが印象深い。
2期視聴後感覚がかなり空いており全く新しいもののように感じた…!そして完全にこれはあすかせんぱいとくみこのユーフォニアム組の話。そして、タイトル回収もちゃんと鳥肌立ちました。
響け!ユーフォニアム2のあすか先輩にフォーカスをした作品。新規カットがとても多く、本作も含めての第2期なのだと感じた。総集編だからといって観ていなかった自分を呪いたい。
本作の素晴らしいところは、短い尺の中で主人公の黄前ちゃんだけでなくあすか先輩の闇を取りあげ、それに対して吹奏楽部の皆さんが一致団結して解決に取り組んでる様ですによねぇ。黄前ちゃんvsあすか先輩の駆け引きには緊張したし、同時にここでしか得られない信頼関係を築いたと思う。演出面では映像表現含めかなりアニメ的には完成型で正直文句をつけるポイントがない。素晴らしいの一言。
やっと観に行くことができた。
総集編は総集編なんだけど、久美子とあすか先輩だけにしぼり込んだ濃い話だった。
こうしてみると2期前半はみぞれ先輩と希美先輩、後半からはこのユーフォ二人組の話だったなぁと。
新作カットが非情に多く(と思う)、話を補完してくれているのも○。
全国大会の演奏があったのもよかったなぁ。確か本編では全国大会のはなかった気がした。自信なし。
他の劇場ではみていないし初見なのでわからないけど<<特別音響上映>>と銘打たれていたので調整してあったのかな。前もガルパンのときそんなのあった劇場だし。
あすか先輩好きならぜひとも観ていただきたいというか観ないとダメな感じ。あすか先輩好きだし、その他に関しても自分は大満足でした。
二期の総集編だったけど、完全に久美子とあすか先輩の物語になっていて驚いた。編集の力ってすごい。麗奈がだいぶ空気になっていたw 新規カットの追加も自然だったから全ての新規カットを当てられる自信がない…w ちょいちょい物凄くリアルな絵が出て来たのが印象的だった。
久美子とあすか先輩の土手のシーン、曲流さないのかよ!って思っていたら最後に流して来て最高だった。実家にあそこに座ったのを思い出しながら聴いてた。もう一度行きたいなあ。
演奏シーンが多めだったのも良かった。ステージを遠目から映すシーンはスクリーンの向こう側で実際に演奏している雰囲気が出ていて良かった。
最初のフォトセッションも面白い企画だったなあ。機内モードにしていたからすぐ撮影できたけど、電源切ってたらあたふたして間に合わなかったかもw 第3回と銘打たれていて、あっ…ってなった。
今回とてもきれいに終わったから、次回の「リズと青い鳥」がどういう展開から始まるのか楽しみだ。
総集編とは思えないくらい、2期を最高純度で濃縮して一つの完成した物語へと昇華させていたと思う。そして、総集編にも関わらず、ユーフォを初めて見た人でも充分に楽しめるであろう作品に仕上がっているのは、すごいことだなと関心してしまった。
2期総集編という話だったが、新規カットも非常に多いです。
オープニングから、プロフヴァンスの風のフルバージョンで
ぐっと引き込み、あすか先輩の幼少時代の映像を挟んで
2期放映から9か月経過した今でも、当時の感動が
一気によみがえってきました。
サブタイトルの「届けたいメロディ」ということで、
お姉ちゃんに思いを伝えたい久美子と
お父さんに思いを伝えたいあすかと
その二人のやり取りをメインにおいて
他の部分をばっさり切った、ストーリー構成はちょっと想定外でした。
その結果、麗奈までモブキャラ扱い、、、。
みどりちゃん推しの自分としては、ちょっとと思う部分もありますが、
宝島のベースを弾く姿が可愛かったので良しとしよう。
久美子とあすかのストーリーに絞ったことにより、
総集編にありがちな、ダイジェスト感や、シーンのつまみ食いによるブツ切り感がなく、
劇場版の響け!ユーフォニアムとして成立していると感じた。
これだけピントを絞って映画化できるのは、
作り手が、響け!ユーフォニアムという物語と登場人物を信じているからだと思う。
また、観る側にも伝えたいことが届くと信じているからだと思う。
演奏シーン以外の新規シーンは、ほぼ、あすかのための追加だったように思う。
TV版では、吹奏楽部側の視点で、あすかがいなくなるかもしれない状況や、本心の読めない不安感、
久美子から、姉・先輩への想いにメインのスポットが当たっていたと記憶しているが、
劇場版では、あすかがその間どんな想いでいたのか、吹奏楽部・ユーフォニアム・久美子をどう思っているかにスポットを当てたシーンが増えている。
TV版でストーリーを知っていることもあいまって、あすか側の視点で追体験している感覚になった。
その観点だけでも、ファンとしてはTV版を補強する意味で観る価値があると思う。
そのほか、きれいな作画や、丁寧な演技、映像効果表現はTV版の時から変わらず素晴らしいです。
演奏シーンのパワーアップは、ぜひ映画館で体験するべし。
この先の怒涛の劇場版新作に備えておさらいの意味で見ておくとよいと思う。
新規カット多数。3回くらい泣いた。周りも鼻グスグス言ってた。
黄前久美子、最高。