スピンオフ小説、ifを読み終わったから3回目
伊藤監督と岩浪音響監督のトークショー付き
後半の怒涛の展開に唖然とするものの考察すればするほどそのキャラのことを好きになれて良かったです。
2回目
感動した
前情報も期待も控えめで見に行ったら、これが良質のジュブナイルSFで、とても嬉しい出会いになった。こういうの好き……。
舞台は宇治川を含む京都。土地鑑があればもっと楽しめただろうに、と現地の人達が羨ましい。
舞台が京都だからというわけではないだろうが、キャラクターデザインは堀口悠紀子さん。メインキャラの大部分は3DCGで描かれているが、ここまで堀口さんの絵のニュアンスを表現できるのか、と感心しきり。後でパンフレットに掲載されている設定画を見ると、さすがに御本人が描いた絵は3DCGよりもさらに数段魅力的だったが、これはもう仕方がない。
クライマックスで板野サーカス的なシーンがあったが、クレジットにモーションアドバイザーとして板野一郎氏の名前があり、実は純正板野サーカスだったとわかりびっくり。
素材協力として「世紀末オカルト学院」がクレジットされていたが、全然気づかなかった。どこで出てたんだろう?
「現実と仮想世界」に対する価値観や距離感は、時代による変化が大きく、すぐに古びてしまいかねない難しさがあるが、"今"の感覚にマッチする描き方になっていると思う。この手の題材はともすれば理に走って潤い不足になりがちだが、初恋や京都といった要素が適度な潤いをもたらしてくれていた。
学校のアイドル的キャラの勘解由小路美鈴は、自分がいるのが仮想世界だと知っているまであると予想していたのだが、全然そんなことはなくて「あれ?」と戸惑いが。堀口さんも「一番ワクワクしながらデザインしました」とコメントしている通り、重要キャラにしか見えないデザインなんだよなあ。
僕が好きなタイプの近未来的映画という感じでよかった。切ない恋とそれを原動力として研究に打ち込む孤独、ドラえもん最終回二次創作と近いものを感じてとても好きなタイプだった。
本作で最も心打たれたのは、一行瑠璃が大人の直実と別れるときの「あなたは私を愛してくれたんですね」「さよなら」のシーン。大人の直実にとっては、攻略法通りに近づいた主人公と比較すると、より「はじめて自分で選んだ人」として一行瑠璃がかけがえのない存在であることが分かる。大切な人、と軽く呼ぶには重すぎるほどに大切な存在、それを思い出に残す間もなく落雷で失ってしまう。これがどれほどショックだったか考えるだけでつらくなる。そして、長い長い努力の末に救い出してもシステムに阻まれ、結局主人公と一行瑠璃は帰って行ってしまうことになる。徒労感と虚しさと喪失感にまみれてしまいそうな大人の直実に響く一筋の光としての救いの言葉、本当に、この切なさが一番好きだと僕は感じた。
一番最後のどんでん返しも好きだったけど、正直オタクを喜ばせる演出やろという感じなので、僕にとっては、たとえ仮想世界上の出来事であったとしても、確かにそこには本物の物語があったということが、この物語が好きな理由だと思う。
良かったけど、グットエンドなのか?(そういう雰囲気出しているしいいのか?)
よくわかんねー世界に放り出されてもきっと二人なら、困難を乗り越えていけると信じましょうかね。
エンジニアのHello worldではなく、ただの新しい世界にHello worldだった。
何回か世界観がひっくり返ったし、最後は「は?……あーね」となる。無限ループって怖くね?
ちょっと、サマーウォーズ味を感じた。
自分にはちょっと忙しかった
色々突っ込んできますたね!音と映像凄くよかった♪SF大恋愛ストーリー自分にぴったりですた。松坂桃李なっかなかw
公開初日に観に行きました。
ストーリーについては議論が必要かなと思いました。観た後に、みんなで話したら盛り上がりそうな内容。
キャラクターについてはとても良く描かれてました。一行さん、可愛い。
動きがCGなので、受け付けない人はいるかもしれないです。