テレビ放送からもう劇場版クオリティだったので、アニメーションに関しては文句の付け所がない。手書きアニメにCGを多用するのはあまり好きではないが、CGによって触手の気持ち悪さと躍動感が見事に表現されていてよかった。
アクションシーンは那田蜘蛛山編のヒノカミカグラが連続して襲ってくるような密度の濃さ。感情の高ぶりが映像・演技・音楽すべてを通して伝わってくる。声優に関しては花江夏樹のリアルな泣き声と、予想外の石田彰の登場が印象に残った。
ストーリーは心を舞台にするというアイデアが良い。炭治郎は芯から素直で良い子なんだな。火野映司を連想した。そして禰豆子の幼児感が増していてキュートだった。
説明が多くて滑稽になっていたけれど、テレビ版(漫画も?)なので個性として受け止める。
普通に泣いてしまった。
(2020.10.26)
TVで観ました。
煉獄さん、おつかれさまでした!
コロナ禍において、
鬼滅の刃 無限列車 興行収入 ランキング1位
土曜プレミアム 地上波放送にて
ラスト3回くらい泣かせに来るのやめて欲しい(大泣き)
流行ってるので、出だしから何かあるのかなと思ってたけど、まさに本編からの続きで(制作陣もここまでの大ヒットは狙ってなかったのかな?)。あと、汽車の造形といい、流石の迫力な作画でした。
そして、始まる鬼との戦闘。夢で家族に謝り続けながら戦いに戻る炭治郎の切なさ悲しさはとても印象的。そして、夢の中で自殺することで術を解くという、明解かつショッキングな対抗策を後々の伏線にしたのはうまいなと。
あと、各々の深層心理も描写されたのが面白い。ひたすらに優しい空間だったり、燃えていたり、暗かったり。夢への対処も各々工夫されていて物語的に良く作り込まれてるのは流石ジャンプだなと。
電車内外でのバトルは作画が凄いのはもちろん、音響が映画館を最大限に活用してる。金属音、衝撃音、爆発音、そしてその方向性。汽車×派手な技と、スタッフさん楽しかっただろうなぁ(笑)
そして後半のバトルシーン。敵を倒した後に上弦の敵。圧倒的な再生能力に徐々に削られる煉獄に敗北を予感させるのが辛い時間。それでも最期まで「守り抜く」という宣言を果たし上げ、柱を全うする姿には少しの感動と切なさ溢れる。
極めつけはラスト。「卑怯」だと罵る炭治郎、泣くなと言いつつ大泣きしてる伊之助。それぞれがそれぞれの語り口で自分の溢れる想いをやるせなくぶつける様は耐え難い描写。ここまで練り上げた構成には脱帽しかない。
衝撃的な今回の経験。各々がどう受け止めて行くのか、続きが待ち遠しいところ。
劇場にて視聴。原作未読、TVA視聴済。
物語的には、TVAの続き。そして、話はまだ続く…。
煉獄さんの見せ場だけど、話の途中感はあるかな。
続きは見たい(ただ、これだけ周りの期待値があがると、次を作るのは大変だろうな)。
周りの反応で期待値があがりすぎていた。
原作を知っていたためかそこまで感動や驚きはなかった。単行本で追っていたが映画を見て泣かなかったため自分ってそこまで鬼滅すきじゃないのかも、、と思った。けど一瞬映った推しにウキウキしたので推し回を楽しみに生きる。
原作未読のまま鑑賞。
なんだろう、おもしろかったのだけど「話の途中」感が強かったなという印象。これはテレビシリーズの続きだし、まだまだこれからも続くので実際そうなのだけど。だからそこは百歩譲って致し方なしとする。
煉獄さんメインの話だったけど、テレビシリーズでもそんなに煉獄さん出てきてないからどんなキャラクターなのかあまり分かってないまま観たからか、母親との回想や最後のシーンで泣いたりはしなかった。
そして唐突な猗窩座の登場で「???」
見終わった後に「あいつは煉獄さんを退場させるためだけに登場したのかな?」と、作者の意図的な展開操作というか、そんな風に感じられてしまった。
あと善逸は9割寝てた。
まぁでもあの圧巻な戦闘シーンは映画館で観れてよかったなと。
映像美は相変わらず。はやく続きが観たい!
またテレビシリーズと映画の構成で続いていきそう。