TVerにて視聴。
大魔王バーンの初登場。
繰り返しになるけど、今まで観てきた物語の中で、これほどの存在感を持った悪役はほとんどいなかった。強さを盛れば盛るにつれて、それだけ安っぽい悪党になってしまうこともある。「悪の帝王」などの二つ名に食傷することもある。
この存在感。「老魔術師」然とした、意外性のあるキャラデザにも関係しているのかも知れない。「とても良い」は、大魔王バーンの初登場に対して。
ザボエラは大魔王から、ハドラー改造の褒美を受け取ることはなかった。
本人は大層ご立腹だったが、ザボエラがどれほどの屑であるかは無関係に、この一件についてはさすがにザボエラに同意する。超魔生物ハドラーを生み出した報奨は、ハドラー自身よりザボエラに多く与えられるべきだ。
その身を魔獣に変えたハドラーの覚悟は相当なもの。それはもちろん認めるが、本人も承知していた通り、この時点では何ら戦果をあげていないのだ。
これも大魔王の腹黒さと感じる。
本日のリアタイ実況。ジャンプコミックス17巻収録分。先の展開のネタバレを微妙に含む。
今回も色々な出来事があった中、今回一番大事だったのは、大魔王バーンの満を持しての登場ではないか。
以前も言ったけど、この意外性あるキャラデザはすごい。
あのシルエットから、大抵の人は「角の生えた悪魔王」的なデザインを想像したと思う。例えば、「ポールのミラクル大作戦」のベルトサタンのような。(歳がわかるとか言うなw)キャラデザの引き出しが多い稲田先生のこと。デザイン先行でキャラクター像が決まっていくこともあっただろうけど、大魔王に限っては、「思慮深い老獪な老人」というキャラクター像から先行したデザインと想像する。
このような意外性あるキャラデザで描かれた老バーン。
今まで観てきた様々な映像作品の中で、バーン様に匹敵するほどの存在感を持った悪役はほとんどいない。記憶をたどって挙げてみても、
が該当するぐらい。
大魔王バーンの玉座の間へ向かうシーン。原作通りにハドラーとミストバーンが会話している後ろで、なんとザボエラが帯同していることに気付いた。
大魔王が素顔を見せるのは評価の証であることを知っていたから、この場にザボエラが同居していることには強い違和感があったけど、当然ここにも抜かりがなかった。ザボエラだけが閲見を許されないことで、大魔王の意志が原作以上に強調されている。
思えば前回、ザボエラが調子にのって神を自称したオリジナルシーンも、今回のこのシーンのために加えられたものだったと確信。いつもながらの良演出と感心する。
レア技「ダイのギガブレイク」については、機会を改めて語ることにする。
ダイの剣にこんなにすぐに、亀裂が入ってしまうとは。
ポップの先走りのせいでw
クロコダインはやはり良いおっさん。
大魔王バーン、爺さんやん。
ダイの剣の傷は修復できないのかな。
前話で神を僭称すらしたザボエラが全く相手にされてなくて草。で、また姑息な企みに走るか。
力及ばず苦しい判断をするしかないポップがかわいそうだった
バーンはやはり格がちがうな。逆にザボエラは小物感が極まったのでそろそろなのかな?