草食とか肉食とか考えない関係になるのが目指すべき関係性なんだろうけど、まずは互いの違いを知って受け入れないとな。
ジュノは肉食だけの世界でもなんの不自由もないからわざわざ草食とって思ってるんだろうけど、同じ社会で生きる以上はなあ。
ルイみたいに種族平等に見下すほど冷酷ではないし、レゴシが繋いだハルとの関係で少しずつ変わるのかな。
一緒に買い物に行くシイラとエルス、肉中毒のハイエナと戦うレゴシ。
牙はいらない、ハルの後を追うジュノ、闇市に沈んでいくルイ。
ジュノやヒョウの子が種の違いや本能から来る感情と折り合いをつけて、相手との距離感を掴んでいくところが良い。
ルイ先輩はまだ生き方に対して「強い」「弱い」にこだわっていて、そういうことじゃないんじゃないかなぁと思った。
それぞれのビーストたちの道…。
肉食断ちをしたことにより手足が発達したというアプローチは面白い。
外面の良いだけのジュノ。ハルと接見。このやり取りはめちゃくちゃ見応えあるな...。
生物としての本能には抗えない中、どう生きるか、どうあるべきかを模索していく。
そして性器を切り取られるワニ可哀想すぎる......。
100日後に玉取られるワニ。