リズとテムのホモホモしい濃厚な友情。テムの日記があったから、リズの一方的な妄想ということは無さそう。
ピナは何を考えてるんだろう?草食獣コンプレックスから来る復讐心?自分の実力も分からずに状況を楽しんでる?
突然の腕もぎに驚いた。
ついにこの時が来てしまったが、重要なことがいつも劇的に起こるわけではないんだな。
本能を抑制しながら過ごさなくてはいけないことに同情しないわけでもないけど、ビルはじめ苦心しながら共存しようとしている肉食獣にとっても、恐怖と戦いながら歩み寄ろうとする草食獣にとっても裏切り行為だからな。
事故の時レゴシが頼られたように、レゴシならテムにも報告できるような新たな秩序を作ってくれるのかな。
「肉食獣の理性を崩すのも保たせるのも、やはり草食獣なんだ…」。うーん…良いセリフだ。まさにそれを体現したかのような回だった。
ついに真相解明。肉食獣ばかりが恐れられているこの世界だが、強者で肉食獣にも苦悩がある。なにかの拍子でこの均衡がすぐにでも崩れてしまいそうなこの世界観がたまらない。
改めてスゴい所に突っ込んでいく作品。差別と区別の違いとか平等主義がもたらすものとか、臭いものにはフタをせよの現代において直接描くことが困難になりつつあるセンシティブなテーマを、肉食と草食の共存という虚構の比喩を使ってよりドラスティックに語っていくという。凄い。
二組の肉食と草食のかたち…。
真相判明。捕食されるのは草食動物だけど、恐れられ蔑まれるのは肉食動物。この絶妙なバランスが絶妙に表現されている素晴らしい回だった。
起きてしまった事実とどう向き合い、精算していくのか。
犯人探しを続けるレゴシ、キビの腕が取れる事故が起きる。
食殺の犯人が判明。
学校の方針が決まり、演劇部内で話し合う。
苦悩するリズ、テムと距離を縮めようとするリズ。
リズの宝物。
(・(ェ)・)
あ、ああ…って声しかでなかった…
筋肉抑制剤。眠れない夜。本当の自分。