時は大正十二年、東京の夜に其の者どもは現れた。
彼らは闇に紛れて人の生き血を啜る吸血鬼と呼ばれ、古の時代よりこの世界に隠れ住んでいた。
それらを取り締まるべく陸軍内部に創設されたのが第十六特務隊、通称『零機関』である。
中島中将は近代化著しい列強諸国の情報戦に対抗するためにこの部隊を創設したのだが、
目下のところ、零機関の任務は東京の闇に潜む吸血鬼事件の対応にある。
それに当たるのが――、
零機関を取り仕切る最強の人類の前田義信大佐。
国内最強クラスの吸血鬼にして新人の栗栖秀太郎。
インテリジェンスなランク外の山上徳一。
江戸の昔から吸血鬼を続けているスワ。
老いることのない脳を喜ぶマッドサイエンティストのタケウチ。
――以上、零機関の実行部隊の面々である。
増え続ける吸血鬼たち。
そして裏に暗躍する影と、謎の人工血液「アスクラ」の存在。
この事態を冷ややかに見つめるのは、齢300歳を越えているにも拘らず、
子供にしか見えないSクラスの吸血鬼デフロットであった。
弱き者、汝の名はヴァンパイア――。
零機関が今、大正ロマンの夜を駆け抜ける。
「人は役者 この世は舞台 そこには入口と出口があり 人は様々な役を演じ そして去っていく でも」
「ぼくたちはその外にある」
世界観とか特務隊の人間関係とかいい感じの雰囲気。でも、ストーリー的にここが魅せ場というのはあまり思い浮かばない。
空気感と世界観が好きで最後まで見ちゃった作品。
大正×吸血鬼、大好物間違いなしですよね。
ストーリーは、最初特に意味が分からないというか、
掴むのが難しくて頭の中はてなだらけになった。
ここで見るのやめた人も多かったんじゃないかなあ。
でも回を重ねるごとに、ああ、岬と前田さんは
こういう関係だったのかとか葵と正太郎はこうなのかとか、ちょっとずつわかっていってすっきりしていった感じ。
このストーリーから何かを得られるとか、
そういうわけではないんだけれど、
ラスト、まだこの世界には、
吸血鬼が存在しているんだっていう現実とリンク
させるようなエンディングにはちょっとぞくっとしたよね。
あと個人的に音楽がとても好きだった。
大事なシーンで流れるメインテーマみたいな曲。
朗読劇のときにも使ってた曲なのかしら。かっこよかった。
すごい面白い、とはならないけれど、
ふつふつとよかったシーンが思い起こされる作品になりました。
大正ロマンの雰囲気が素晴らしい。前田大佐はそんな運命なのか・・・。そして使命はうけつがれた・・。新聞記者ちゃん(葵)がいい感じに笑いどころを提供している。終盤は話においていかれてしまった。ラスボス(だと思っていたキャラ)が意外とあっさりいなくなって拍子抜けであった。
原作の朗読劇は大好きだったのですが、アニメのシナリオは正直かなり分かりにくかったです。
全体的な雰囲気や映像は大正っぽくて良かったとは思います。
朗読劇の方はちゃんとシナリオが分かりやすいので出来ればそっちを見てほしいです。
惰性で見てしまった
全体的にすごくオシャレで雰囲気が良い!
もとが舞台らしいですが、まさに舞台を見たような気持ちになれました。音楽もクラシックっぽさがあって素敵。
キャラの行動などについては若干疑問に思う部分も多少ありましたが、世界観も魅力的で、大正ロマンで吸血鬼で舞台という感じが好きな方ならハマりそう。
表に出てきてない設定や物語があるのかなぁって見てて感じたけどどうなんだろう。
元が音楽劇らしいけども。
最後まで見たけど、見ましたっけ?って気分。
ゲームのメインキャラの方が気になり過ぎます。
要所要所いい感じなところはあるけど、結局雰囲気アニメだったなー。
雰囲気は嫌いじゃない
op 生命のアリア ⭐️
ED ON MY OWN