評価 SS 90点
秀逸な音楽とストーリーの傑作。漂うオサレ感は見ているこっちまでオサレな人間になったように感じるほど。
ラストまで一貫してオサレ感を貫き通していて見る価値あり。
音楽が素晴らしい
渡辺監督のセンス随一
サントラの人選がかなり話題になりましたが、アニメにいわゆるアニソンじゃない音楽を付けたらどうなるのかという試みとして尖った方向に行っていて一見の価値があると思います。世界観、ストーリーまでかなり自由でその結果として普通のアニメ的なカタルシスとはちょっと違う視聴後の気持ちなのですが、以降で同じような路線のアニメを観たことがないので未だにこの作品の感想がうまく整理出来ないです。
チャンプルーは「混ぜこぜにしたもの」という意味があるらしく、その名の通り、おちゃらけてたり、シリアスだったり、ラップ取り入れてたりと各話でテイストがコロコロ変わっている。時代背景も基本は江戸時代だけど、「バイト」とか現代の言葉が出てきたりして、そういったところもチャンプルーたる所以の一つかもしれない。
何でもありな、ある意味潔さのある作品だと思う。深みのある考えさせられるアニメ、というより、殺陣シーンや奇抜さを楽しむアニメという感じ。
まあ、結局のところ1話冒頭で出てくる通り「ガタガタ言うな。黙って見やがれ」ということだろう。
カウボーイビバップの渡辺信一郎が監督 今は亡き日本の遺産ヌジャベス(海外で最も再生された日本人アーティストにランクイン)が音楽を担当、まじで惜しい人がいなくなっちまったよ
男と女の友情みたいなのを描くのがすげえうまいんだよねこの人、世界観は江戸時代、3人で旅をする物語です
旅系が好きな人にはおすすめ、あと単純にヌジャベスが独特の音楽観ではまる人はほんとはまるのでそれを聞く目的でこのアニメみるのもアリ、そして見終わったらアルバム借りてくるべし
戦闘シーンもすげえ迫力あるし江戸時代の文化や風習とかも踏襲されていてかつちゃんとフィクションも取りいれてるし親和性もあった
エンディング曲、毎回寂しい悲しい。
3人で補い合いながらひまわりの匂いのするお侍さんを探すため長崎を目指す。幕府のキリシタン刈りの黒幕対決とかにはならないし、終わりを迎えた3人はそれぞれの生活に戻っていく。中途半端なようなこれでよかったような…最終回ジンの上裸が見れて腐女子萌。世話してたおじいさん切りつけられたのによく生きてたな〜
ムゲン・ジン・フウの「ひまわりの匂いのするお侍さん」をさがす旅
それぞれの道の先、決着をつけるための旅