ピアノをいっそ少し簡単にして、レベルに合ったところから始めるという作戦。まあ正当な作戦だけど、思ったよりサクッと折れたなという感じ。もうちょい一波乱あると思ったけど、いけちゃうもんだな。次回はいよいよライブ。
全編ライブ回という思い切った構成で、フィルムライブとしては満点に近い。一方ストーリーとしてはまだまだ課題が残っていて、まあ、続編発表済みなので、続く! というところだろう。ただここまで前半の二転三転する展開を作っているのだから、続編でこれ以上の事件が起こせるのか? というのはなかなかハードルが上がっているところ。
どうでもいいけどウミリさんを撮ってるカメラ……恣意的では?
体感2分でわろた。要はオープニングとエンディングが入れ替わりになっている。しかし……これで解決で良いのか? ムツミとモーティスはあのライブで統合されて完結ってことになってたのだろうか。あと本物のウイカはどこへ行った?
ハツネの過去が明かされ、サキコが「星が好きな方のウイカ」を見つける。二人で抜け出してキャッキャウフフとなる。あの時できなかった思い出。
サキコは運命のままではなく、運命に抗っていい。神になる! と堂々宣言。ウイカはsumimiの方はどうするんだろうね、相方は結構いい子だったけど、だいぶ放置気味で可哀想な気も。
なんやかんや問題の起点である祖父だが、案外「抜け穴」を用意しているように見える。それこそ強制すればいいものを、飛行機に乗せ損なったり、家を出ていくところを見逃したり。ある種の試し的な側面もあるのか。豊川家の恐ろしさなどと口走っていたけど、祖父も豊川家とサキコの間で板挟みになっているのかな、それは好意的解釈すぎるだろうか。
正直Ave Mujica再結成良かったね〜と手放しに言うには色々と問題が残っていると思うのだが、あと1話。普通にライブ回になるのかな?
ウイカの過去に関する独白。ウイカは実はハツネだった。おい誰か豊川家の家系図くれ!! となるような複雑な様相。が、まあポイントとしては、ハツネの父=サキコの祖父という関係性で、ハツネとサキコは実は血縁者であること。ハツネは豊川家に生まれてはならない存在で、だからサキコとの接触は禁止されていた。しかし、ある夏休みの日、ハツネはウイカと入れ替わり、本来出会うはずがなかった二人が出会ってしまったということ。ハツネは家庭の事情から抑圧された日々を送っており、だからこそサキコとの楽しい思い出から執着するようになった。単身上京し、ウイカを名乗り、サキコと再会しようとする。このときサキコの父と話したことが、もしかしたら直接的な失墜の原因かも、みたいな描かれ方だった。多額の損害とはまた別なのかな、わからんが。だとすればウイカとして接することで、家庭は崩壊し、CRYCHICも解散に追い込んだことになる。なるほど……。妙にサキコへの執着があるなと思っていたが、そもそも現ウイカが生まれたきっかけそのものだったんだなあ。今の今までサキコはずっとウイカだと思っているわけだ。ウイカとハツネは太陽と月。
しかしおじいちゃんさぁ……。というか年齢まわりがどうなってるのかよくわからない。サキコとハツネは同い年、ハツネとウイカは何歳差? てか学校とかどうしてたんだ? 難しいです。
あと豊川家の男は婿に入っているようなので、そうすると豊川家の正統な血族は祖母から受け継いでいるサキコだけってことになるのか。
ライブ2曲!結局もうこれしかないって感じでAve Mujicaが復活する。みんな人生を預けたんだから。ソヨに対して同じ様な言葉を吐いた手前、やはりAve Mujicaの再集結という判断になる。端から見ればとんだお騒がせバンドである。1週間後に早速ライブって。会社の方に話通してるんか!?
にゃむちの「キッモ」は演技だとすぐに看破したから。ムツミが心底憎くて、目が離せなくて。ウイカをサキコの家に連れて行くなど、地味に気を利かせている。にゃむちというキャラクターの印象はだいぶ変わってきたな。打算的で自己中心的だが、裏付けるだけの葛藤と努力が垣間見えてきて。
ちょっとウイカの偏愛が目に余る感じがしてくる。何回か絶望顔。サキコ、こういう人によく目をつけられるな。結局一連の物語、全部サキコのせいではあるが。
新曲中、モーティスも身を投げてムツミちゃんと融合するような演出。好意的にこれで解決とは取れないけど……。ラストはまた意味深な引き。
ちなみに新曲の1曲目はややCRYCHICみのあるアコースティックなテイストで、正直こういう曲の方が好きです。すぐにでも聴き返したい。
ムツミちゃんが死んでしまい、モーティスがムツミちゃんを演じるように。かつてのトラウマから複数バンドを掛け持ちし、それぞれに責任を負わないようにしていたウミリも、Ave Mujicaに専念するために全てのバンドから脱退。にゃむちはムツミちゃんの亡霊に苛まれる。ウイカはサキコの本心に気づき、一番情緒不安定。当のサキコはムツミとモーティスを取り違えて……。いろいろと交錯していてカオス。MyGO!!!!!がやっと雨降って地固まったのに、また厄介なことになってきた。
ウミリ回。Ave Mujica再結成に向けて声をかけて回る。ムツミはMyGO!!!!!を、モーティスはAve Mujicaを望む
人間は所詮人形なのだから。
やっぱりルートごとに夏休みをやり直す構成にしたか。まあそうなるか。次は紬ヴェンダースたそです!! 推しキャラです、かわいい。正直ストーリーは駆け足だし相変わらず変な語尾ですが可愛いので「とても良い」で。割とギリギリなカットが毎話多くて助かる。ご褒美回なのか知らんがそうはならんやろって感じのオタクの夢みたいな展開。「俺の夏休み全部あげる」→「いや蔵の整理しろや」というツッコみのコメントでウケた。しかし原作と比べて随所に先の展開を予想させるような意味深なカットが多い気がする。
紬ヴェンダースルートは一番Keyらしいストーリーとキャラクターな気がしていて、続きも楽しみです。逆に言うと耐性がない人をめっちゃふるいにかけるキャラでもあると思う。今のところめちゃくちゃ可愛く描けていて満足なのでこのクオリティを維持してくれたら嬉しい。
ここまで長かったな……MyGO!!!!!冒頭から続いていたCRYCHICの物語に一区切り。しかもここでやるのはやはり「春日影」。やっぱこの曲なんだな! 泣きながらのライブは何度観ても心が揺さぶられる。
ムツミが楽しそうにギターを弾いている。ギターで歌えたのかな。普通のメンバーが普通にバンドをやっているだけ、でもそれが特別な時間なんだよな。この光景をモーティスさんはどう思っているのか。
最後の最後でまた波乱がありそうな幕引き。ここまでウミリがあんまり出てきてなかったけど、また曇るのかな……。Ave Mujica、ここから再始動できるもんなのか?
すごい展開。バンドが解散するまでが序章って。
ここ最近はソヨが奔走してくれている。モーティスと三日三晩を共にし、ギターを弾くよう外へ連れ出す。ラーナが「2人いる」ことに気づくのが凄い。ラーナの歌っているギターに触れて目覚めるムツミ。しかしモーティスとの意見の相違で大喧嘩、それがSNSにアップされる。そしてサキコの家にも行ってみる。そこで目にした父の姿。ついにMyGO!!!!!メンバーがCRYCHICの解散の理由を知る。全てを「無かったことに」しようとしているサキコに対する、ソヨの怒り。
一方、一番動きが見えなかったウミリに少しだけ火種が。常に他人行儀、複数バンドの掛け持ちで職人気質だったウミリ。だからこそ深い関わりも思い入れもなさそうに見えていたが。タキとバンドの関わり方について指摘され、少し感情の動きが見えた。
1曲もやらずに解散宣言したのか……。しかし、大人たちは何をしているのやら。モーティス死亡説、こういうのネットあるあるだから妙にリアルで良い。ソヨがブロックされてるのか確認する、みたいなカットがMyGO!!!!!にもあったけど、それに近い。
にゃむちとウイカは引き続き仕事。にゃむちはバラエティで活躍しつつ、おそらく本当はやりたい女優業については、ムツミのトラウマが尾を引く。ウイカはちょっとサキコへの偏執的な部分が顔を見せていて、かつてのソヨを思い出すムーブ。ムツミちゃんは音信不通。サキコはついに祖父に引き取られる。損害分は補填しておいてくれたとのこと。これ、父親大丈夫か? 自殺しそうなくらいな悲壮感。
MyGO!!!!!メンバーは癒やされるな……。タキの「私は幸せ」の謎口滑らせ。やっぱりアノンの主人公力。トモリはかつてアノンやサキコにして貰ったように、サキコに手を伸ばそうとしている。「バンドをやろう!」
Cパートはどうしてもホラー味が出てしまうモーティスさん。ムツミちゃんが目を覚まさない。
面白すぎるだろ。これでまだ4話ってどういうこと。
ムツミが死んで、二重人格のモーティスに。仲良しこよしで一時期はいい雰囲気になるものの、それは「ムツミ」じゃない。サキコはあくまで「Ave Mujica」というバンドとそのブランドに固執しているが、一方バンドではなく客のことを考えろというにゃむち。
にゃむちはもう仕事終わりのOLみたいな悲哀がある。家族関係は良さそうで、田舎との訛った電話で涙するあたり属性がまた盛られました。
途中の演出が完全にホラー。ギターが弾けないモーティスが二重人格であることは割とあっさりバレて、そこから一気に解散へと話が飛ぶ。モーティスは割と失言王。ムツミは言葉足らずで真意が伝わらないところがあったが、逆にモーティスは純粋故か全部言っちゃう感じ。Cパートで解散が発表される。毎話濃度が高すぎて凄い。
ムツミは覚醒したのか、死んでしまったのか。2話連続でムツミに対する厳しい試練の数々。ムツミに寄せられる期待と、失望させないために閉じていく人格。ついに今回それが決壊してしまった。
Ave Mujica、いよいよ駅のホームで思いっきり喧嘩。まあなんというか、舞台では大人気だが裏ではギッスギスで崩壊寸前でしたというのは、ありがちではあるんだろうけど。業界内では有名、みたいな。
ムツミはとにかくコミュニケーションができないほど閉じこもってしまっていてもどかしくもある。メンバーの視点からするとあまりそれが伝わっていない様子。意外にもにゃむちが一番近いところにいる様に見える。サキコが枷になっていることを見抜いている。にゃむちは打算的ではあるが実は努力タイプであり、才能タイプであるムツミに思うところがあるようだ。
壊れていくムツミは妙に神秘的に描かれている。それは本人の意思とは無関係に間違いなく才能。あの絶望すら絵になってしまっている。
面白すぎる。ムツミちゃんの精神が……。ソヨには「私とバンドやってくれなかったのに」と責められ、バンド内では次々と舞い込む仕事に親との比較や周囲の期待と板挟みで倒れる寸前。これでもかと追い詰められていく様は観ていて心苦しく、一方でなお美しく描かれている。ギターを抱えたまま朝を迎えるシーンの妙な神々しさ。メンバーにもこんな状態を気づかれないままツアー初日を迎える。激しいプレッシャーの中、ついにピックを落としてしまう……。
一方でウイカのsumimiの方の関係は思ったより良好そうで良かった。sumimi組が癒やしだなぁ。ちょっとウイカの反応が芳しくなかったのが気になるが。
ウミリは自分のビジュアルを自覚していて良い。ここまで自信あるとカッコいい。
これでまだ2話なの恐ろしいんですが。
この1話は……すごすぎ。やっと明かされるサキコの過去、CRYCHIC解散の真相。1話から母親は死に、父親がとんでもない損失を出して没落しボロアパート住まい、中学生にしてバイトで日銭を稼ぐ日々へ。CRYCHICの練習に出られなくなり、解散を叩きつけ、泣きながら去る。しんどすぎてもらい泣き。苦しい生活の中、本当にCRYCHICという居場所とトモリの歌詞が大好きだったんだなと。ついに酒浸りの父と決別して、Ave Mujicaの武道館ライブ……ここでまさかの裏切りで顔出しを解禁。どれだけサキコに試練を与えれば気が済むんだ、神よ。まだ1話なのになんていう波乱の展開だ。これ本当にバンドリ?
しかしムツミちゃんだけは未だに本心がわからないな。多くを語らないだけに失言が多い感じはする。幼馴染として母親の死や父親の件、転校などの境遇は唯一共有されていたみたい。これをメンバーに話せていればな……。
とにかく2話以降が気になる引き。
めっちゃ面白い。結局白矢がベースを担当し、4人組になった。新しい自分を見つけられるかもと積極的に練習するティナ。他の3人はすでに超ハイレベルの中、一人だけ初心者同然。寝る間も惜しんで、期待に胸を膨らませて練習を続けるも、初めて合わせた結果白矢に「追い出せ」と言われてしまう。当然の流れとは言え、辛いものがあるな……。あと8日しかないが、ライブまでにここから覚醒して持ち直せるのだろうか。
属性過多の新メンバーが来た! 表では完璧な王子様系ボーイッシュ副会長お嬢様、その実周囲の期待通りに育ち自分に自信がなくてイマジナリーフレンドと話す系胸が大きい女の子。「萌え」やね。楽器はあんまり上手じゃない。
一方音羽は白ちゃんという幼馴染から勧誘を受ける。いろんなバンドでサポートしてるバカテクギタリストらしい。ベースを探そうって話だったけど、パートどうなっていくんだろう。2週間後にライブが決定。話がどんどん進んでいく。面白い!