第一期はBSフジで見たため、制作がそうだと思い込んでいたが、どうやらTBS系列らしい。振り返り特番によると、かなり昔の作品のようだが、古さは感じない。
露出高めの作品が前期から多くなったが、これもそうだろう。しかし、ギャグ主体のため、そこまで露骨には感じない。
生々しい殺戮シーンが他作品とは一線を画す。見ていて、これ以上見たくないと思う作品は稀だ。それだけ妥協することなく丁寧に作り込んでいることの証左だ。
「ゴブリン」は、余り強くないとされるモンスターだが、油断しているとああなるとの例示は、この作品自体の世界観をも、いわゆる「ファンタジー」ではないと示すことにも繫がる素晴らしい演出だ。
最近になり「異世界」ものを一気に見まくった。対立する世界軸での少年と少女との戦場での出逢い。このパターンのものは、見たものには無かった。魔法と科学、根本的に相容れないものに「不殺」の決意で立ち向かう少年と「魔女」と畏怖されヴェールで顔を隠し、素顔を見せまいとする少女。
戦場で、劇場でと二人の「素顔」を描いた初回。前作魔王の実力派監督が二人体制で取り組む本作は、期待できそうと予感した。合成に違和感を感じないのは大きな利点だ。
エレナの制限を一切感じない自由な動きを見てしまうと、冒頭のネウロイとの戦闘シーンに塊としての制限があるように感じる。コンポジットがうまく調和してなく、少し違和感を感じる所があった。
途中から見始めたので、最近まで見る機会がなかったが、YouTubeでやっと見ることが出来た。3DCGアニメだが、一時期の日本アニメで部分使用された時に明らかなカクつきがあったが、それが全くなく滑らかに動くことに驚く。
このような外国アニメも登録されていて、大変嬉しい。