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終盤の演出を観ると、転生ものと察しがつく。
この点に気づかない視聴者がいる理由は、
作り手が死生観について深く掘り下げていないから。
掘り下げないのは、この作品が「娯楽作だから」である。
観客が楽しめることに重点を置いているので
難解な命題に深く切り込まないのである。
エンターテイナーとしては正しい姿勢といえる。

わかばは、一度死んで転生している。りんも、おそらく転生者。
再会して巡りあったということだと思う。
感動的だけど、よくある設定。
娯楽作ではあるが、娯楽作としては秀作だろう。

オープニング曲はかっこいいが、
おそらく企画ものでなく販促目的の提供楽曲。
オープニング曲が作品の印象に寄与した面は大きく、
この曲が無かったら全体の評価に影響したのではないかと思う。



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ヒロイン・可奈美は、誰彼かまわず手合わせを挑んでいく性分で
「殺陣(タテ)が主、プロットは従」
「斬り合いを描くために、それに沿ってシナリオを書く」
という意図で作られたと察しがつく。そのため、可奈美は
「見た目はかわいいが、迷惑で面倒な娘」となっており
劇中世界での人望の理由がわからない。
キャラ売り作品のテンプレヒロインなのだろう。

世界を危機に陥れた黒幕を封印しようとして
仲間・ひよりとともに迷い込んだ精神世界で
黒幕は弱体化しており、もう危険はないらしい。
動機はくだらないものだったが、危険はないので赦した。
再会を果たしたふたりは友情を確かめ合い、
手を取り合って元の世界へ帰っていく。
それでよいのか。刀使には死んだ者もいるというのに。
道理より「百合カップルの絵を描くこと」が優先事項なのだろう。

オープニングは、曲もムービーも良いので
ここだけは是非とも観ることを勧めたい。



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世相を反映するなりして、愉しめる要素が盛り込まれていたと思う。
2期があるなら、ワイズマンが仲間に加わったシナリオを観てみたい。



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良い

チュチュは、ライブの日程が学祭と重なることを知っていたと思うよ。
チュチュはポピパに敵愾心を抱いていたから、
学祭で花園たえが演奏できないよう
故意にRASのライブを長引かせて妨害していたんだよ。
花園たえが立ち去った後のチュチュの表情みればわかるでしょう。



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美少女+人造人間+ミリタリーもの、という珍しい組み合わせで
興味を惹く試みだと思う。

ギャルアニメ特有の難点をあげつらうのは野暮なので
瑕疵を感じたところを1点だけ挙げる。
世界秩序に対する見解の相違を発端とした
主人公と僚機パイロット「ファントム」との決闘のエピソード。
まがりなりにも両者は正規軍なので
実機を用いてのドッグファイトなど許可されるはずがなく
フライトシミュレーターで代用したことは許容できるが
決闘自体の経過は茶番である。
「チート級の相手と対決するなら、こちらも反則同然の手を打つしかない」
という開き直りを感じた。

僚機パイロットが少ない割に、設定がモブ同等の練り込みだったり
既視感があるキャラクターが散見されるが
グリペン・ファントム・バイパーゼロの3者が充分な存在感を備えているので
この点は眼を瞑ってもよいだろう。



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無知で良心の欠如した押井守を放逐し、
押井抜きでリメイクすべきだと思う。



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現在の業界は、粗製濫造が基本スタンスだが
その現状に移行する前の作品。本当に充実していたと思う。

https://ch.nicovideo.jp/fagirl
https://www.b-ch.com/titles/5580/

https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=21529
https://www.amazon.co.jp/dp/B06Y5W9167
https://www.nicovideo.jp/series/96647



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主人公の人格に既視感。
「また、こういう奴か」と思った。
彼の意識が変化していく過程は、
ヒロインとの交流を経たことによるもので
能動的に変わったという印象は薄い。
物語の主体がAIであるかのようだ。

AI同士の論争が繰り広げられる場面は圧巻だと思う。
一方の主張に対し、「それは、こういうことだろう」
と感じた回答をピシャリと返している。
従来の戦闘より、見どころはこちらだろう。

最終話の放映日が本放送と離れてしまい
マネージメント面での混乱が気になった。
予算の都合もあろうが、個人的には
延期して完成度を高めてほしかったように思う。



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オープニングテーマ・エンディングテーマの
曲自体は声優ソングとして、そこそこの出来なのだが
膨大なショップ特典に唖然とした。
asobiasobase.com/products/music_bnf.html

業界の現状が「マネーゲーム」と評されても
言い訳できないだろう。



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