最終章は美しい兄妹姉妹の物語といったところでしょうか。
まず感じたことは無印、UBW、Zeroを予習しておいて良かったということです。特にZeroは見ていないと面白さが半減しそうだなと感じました。
そして何より作画と演出は鳥肌モノです。個人的には士郎対バーサーカーオルタ戦が熱かったです。自分を犠牲にしてでも守ってみせるという士郎の固い決意と男意気が感じられる素晴らしいシーンでした。
終盤は士郎と桜の物語というよりは切嗣の子供である士郎とイリヤ、生き分かれるような形になっていた凛と桜の姉妹、この2つの兄妹姉妹の物語という印象を受けました。士郎がイリヤの名前を思い出せなくなるシーンはなんとも言えない切なさがありました。
結末は正直あまりスッキリはしませんでしたが散々な人生を送ってきた桜が解放され、再び姉妹としての時間をスタートさせられたので良かったと思います。
成長したウェイバーは心身共に大人になっててかっこよかったが時折10年前のウェイバーっぽさが出てて良かった。
弟子のグレイも魅力的なキャラクターだったから二人の出会いもしっかり描いて欲しかった。