サービス開始日: 2019-11-09 (2301日目)
師匠と弟子という関係を利用して普通なら社会的にアウトな恋愛をあたかも普通の年の差恋愛のように描いていて面白かった。
将棋以外の勝負事にも通じる心情描写がしっかりしていて、将棋に詳しくなくても楽しめた。
テーマである将棋の部分で説明不足な感じは否めなかったが、逆にそこが原作を読んでみようと思わせてくれたし、将棋をやってみようという気持ちにもなった。
全体的にキャラクター達のテンションが低く、精神年齢が高いため、テンポの良さを感じた。その分ストーリーが淡々と進むため、盛り上がりに欠ける面もあったが、最終章ではこれまでに出会った仲間がいたからこその結末になっていて、それまでの流れが活きていると実感できた。
ヒロインの美空ちゃんについては、ケイを通じて感情を得ていく様子が丁寧に描かれていて、物語が進めば進むほど魅力的に感じるヒロインだと思った。個人的には無表情キャラは少し苦手意識があったが、この子の場合はポンコツっぽい感じが良いスパイスになっていたと思う。そしてたまに頬を赤くして喜んだりしていたのがとても可愛かった。